食の分野
食物学科
[管理栄養士養成課程]
病院や高齢者施設の栄養管理の実際について、活躍する卒業生の話を聞きました
2016年09月26日食物学科
7月12日と19日の2回、病院や高齢者施設の管理栄養士として活躍する卒業生の講演会が実施され、高齢者の栄養管理について理解を深めました。講師には、介護老人保健施設弥生ヶ丘(津山市)で栄養課副主任を務める中室亮子さんと金田病院(真庭市)で栄養科長を務める小椋いずみさんをお招きし、業務内容や仕事に当たっての考え方や体験談などをお話いただきました。
それぞれの講演の締めくくりには、国家試験に挑戦する学生に向けて、中室さんから「管理栄養士は取ることがゴールではなく、スタートです。合格して初めて、いま管理栄養士として従事している皆さんと同じスタートラインに立てた、という風に考えて欲しいです」、小椋さんから「管理栄養士国家試験の合格は、ゴールではなく通過点。管理栄養士になった後も自ら勉強して知識を増やし、自己研鑽をすることが大事です。さらに、自分が受けもつ患者さんのために、病院外で学んだ知識や経験を活かしながら、患者さんと向き合うことがとても大事です」とメッセージをいただきました。
講演を聞いた学生は「管理栄養士になってからも勉強し続ける先輩方の姿勢がすごいと思いました」と話していました。