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語る・奏でる・うたう・演じる 表現の魅力を体感する公開講座【第2弾】を開催しました

2026年03月02日 児童学科 幼児教育学科

2月7日(土曜)、公開講座「語る・奏でる・うたう・演じるⅡ」を旬菓匠くらや本店 2階アートホールにて開催しました。

本講座は、表現することの楽しさや奥深さを、実演を通して体感していただくシリーズの第2弾として実施したものです。

 

  • 多彩な表現に引き込まれる、実演中心のプログラム

 

当日は、美作大学短期大学部 幼児教育学科の教員・講師陣による、語り・演奏・うた・演じることを組み合わせた盛りだくさんの内容が披露されました。

 

『どれにしようかな』脚本:よこみちけいこ 絵:くすはら順子 童心社

 

居原田洋子教授による紙芝居では、物語の世界に引き込まれる語りに加え、紙芝居舞台を閉じる際の工夫についても紹介されました。
絵本も同様、紙芝居もラストシーンのまま舞台を閉じることで、見ている人が物語を振り返り想像の世界が広がるため、終わる時は表紙を見せて終わらないように強調されました。実演する時は間を大事にすると豊かな余韻が生まれるというお話に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 

 

鈴木雪絵講師は、オペラ「チェネレントラ」(童話の『シンデレラ』を元にして作曲されたオペラ)のフィナーレで歌われる、超絶技巧的で華麗なチェネレントラのアリアの歌唱に加え、イソップ童話「北風と太陽」を題材としたオペラ作品より“太陽が旅人を照らす場面”を取り上げ、歌詞を持たず母音のみで歌われる際の、声そのものが持つ力を存分に感じられる歌唱を披露しました。オーケストラで伴奏がなされることが多いオペラですが、今回の公開講座では鳥越由美講師のピアノと矢野裕美講師の打楽器によってオーケストラのパートが演奏され、異なる楽器をピアノや打楽器で繊細に鳴らし分けることでオーケストラと見紛うようなスケールの大きな演奏となり、会場は劇場の様相を呈していました。

 

 

鳥越由美講師と矢野裕美講師の連弾では、居原田洋子教授の朗読『14ひきのあさごはん』作・絵 いわむらかずお(童心社)に合わせて、この絵本を元に作曲された同名の『14ひきのあさごはん』作曲 寺島尚彦(音楽之友社)が演奏されました。4本の手で奏でる華やかさや軽やかさ、互いの呼吸を合わせながら物語の音楽をつくり上げる楽しさが伝わる演奏が印象的でした。参加者からは、ネズミがまるで動いているように感じたという感想がありました。

 

 

さらに、矢野講師によるピアノソロ「春・らんまん」では、日本の春に関わりのある童謡唱歌(「春よ来い」「ちょうちょう」「春が来た」等)14曲が矢野講師の編曲によって一つのピアノ作品に創り上げられ、曲が進むにつれ刻々と色彩が変化し、季節感あふれる抒情的な音色が会場に一足早い春を運んでくるようでした。

 

  • 会場全体で楽しむ、あたたかな音のひととき

 

 

トーンチャイムの演奏では、1人が3音から5音を担当し、会場内の参加者全員で心をつなぐプログラムを実施。やさしく温かみのある柔らかな音色が重なり、表情豊かな響きが会場に広がりました。

語り、奏で、うたい、演じる、そのすべてをたっぷり盛り込んだ内容に、講座の最後には「ブラボー」の声とともにアンコールが起こりました。

 

  • 子どもから大人まで、心で感じる表現体験

 

当日は、多くの子どもたちも参加し、熱心に耳を傾ける姿が見られました。小さなお子さんが保護者の膝の上で、音楽に合わせて一緒に両手を動かす様子もあり、2歳から80歳まで幅広い世代の方が参加した会場はあたたかな雰囲気に包まれていました。

 

参加者からは、「紙芝居は声の出し方、間の取り方、話し方が参考になりました。」「オペラは日頃聴くことがないため感動しました。」「ピアノは音を一つ一つ丁寧に出されていて心地よい時間でした。」「生演奏を聴かせていただきありがたかったです。」「トーンチャイムは癒やされる音色で、ワクワクする大変贅沢な時間でした。」と感想をいただきました。

 

本講座は全2回の連続講座として企画されましたが、第1回(2025年9月21日実施)では講師がそれぞれ一人で表現活動を、今回の第2回では複数人の講師で同時に表現活動を行うプログラム編成とし、世代を超えて、音や声そして情景や感情を共有することで喜びや楽しさが更に大きくなることを体現した講座となりました。

 

また、専門分野の異なる講師4名が一緒に取り組めるものとして本講座の最後にトーンチャイムの演奏を披露しましたが、短期大学部が今年度末で閉学することを受け、講座の第1回と第2回の間にはトーンチャイム単独での演奏会も3回企画されました。演奏会は事務所、みまっぱルーム、学生ホールの各会場において教職員や学生の皆様に披露され、講師からの感謝の気持ちがトーンチャイムの優しい音色と共に学内に響きました。

 

 

美作大学では、今後も地域の皆さまに向けて、学びと表現の楽しさを身近に感じていただける公開講座を継続してまいります。

 

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