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高野小学校 高岡校長の講話、子どもに寄り添い共に成長する教師へ!

2025年06月05日 児童学科

2025年6月4日(水曜)、津山市立高野小学校の校長、高岡昌司先生をお招きし、教職実践演習の一環として講話を行っていただきました。この講話は、津山市教育委員会と連携した「MIMASAKA METHOD」に基づく中山間地域教育力向上プログラムの一環として実施しているものです。

毎週には高野小学校で実践演習を行っている学生たちにとって、現場のリーダーである校長先生から直接お話を伺う貴重な機会となりました。高岡先生は「これからの教師に期待すること」というテーマで、教育現場における教師の役割や心構えについて熱く語ってくださいました。

高岡先生は、真庭郡久世町立遷喬小学校の教諭を経て、兵庫教育大学附属小学校、岡山県・津山市教育委員会、岡山県総合教育センター研修部長、岡山県教育庁義務教育課総括副参事などを経て、現在は津山市立高野小学校の校長として2年目を迎えています。

教員としての経験は14年に及び、その学級担任の時期を「楽しくてたまらなかった」と振り返ります。

教育委員会や研修部長としての経験を経て、20年ぶりに学校現場に復帰された高岡先生の言葉には、深い知見と情熱が込められていました。

  • 教育現場を目指す学生へ

高岡先生は、「偉大な教師は児童の心に火をつける」授業で子どもを本気にさせるためには、教師がその子の自己課題を探り続けることが重要であると話してくださいました。また、「心持たずして道はひらけず」との言葉を通じて、教師自身の心構えが授業の雰囲気を大きく変えることなどを、生徒が書いた作文とエピソードも伝えながら丁寧にかつ、テンポよく話してくださいました。

さらに、笑顔で明るくポジティブな雰囲気を作り出すこと、聞き手への意識づけ、子どもを育てる意識を持つことの重要性についても触れました。高岡先生は、役者心を持ち、子どもと向き合い、本気で叱ることができる教師の姿を描き、子どもたちの人権を尊重し、柔軟に対応できる教師でありましょうと伝え、学生の今だからできること・すべきことを話してくださいました。

学生たちは、他の小学校での実習経験を通じて、高野小学校の教師たちの熱量の違いを感じており、高岡校長先生の話を聞いてその理由を理解したと語っています。教員採用試験を目前に控えた学生たちは、高岡先生の言葉を胸に、今後の学びに励む決意を新たにしました。

質の高い教育をみんなに

 

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