Home>学部・大学院>子どもの分野について>児童学科>学科トピックス>児童学科3年、津山教育事務所:武村先生より、「先生という仕事」について学ぶ
子どもの分野
大学
児童学科
[小学校教員養成コース]
[保育士・幼稚園教員養成コース]
学科トピックス
児童学科3年、津山教育事務所:武村先生より、「先生という仕事」について学ぶ
2024年07月23日 児童学科
6月25日(火曜)、児童学科3年小学校教員養成コースの学生が、「教育実習前・事後指導」の授業の一環で、津山教育事務所義務教育支援課の武村佳予子先生を講師としてお招きし、「『先生』という仕事、教育実習で学ぶみなさんへ」という題目でご講義いただきました。
本取り組みは、昨年度より始まった「MIMASAKA METHOD 津山市教育委員会と連携した中山間地域教育力向上プログラム」事業の一環で、教職を志す学生が、中山間地域が有する課題への理解を深めるとともに、教職の果たす役割、働きがい等を学び、自信を持って教員の道を進むことができるようバックアップすることで、学校現場や地域を見る、知る機会を学生に提供することを目的としています。
武村先生は、小学校や子どもたちの現状について、「コロナ禍によって教育現場に大きな影響があり、学校教育の制限が強化される中でGIGAスクール構想が急速に進展しました。現在の小学校は、従来の教育環境とは違う形になってきている」と述べられました。
また、スマートフォンやSNS等を利用する子どもの増加や、対策をし続けているにもかかわらず増加している不登校児童・生徒についての話もありました。
さらに、「技術革新が進む中で、教育現場が今後どのように変化するのかは予測が難しい時代です。そのため、子どもたちにどのような能力を育てるべきかを真剣に考える必要があります」と述べ、「現代の教育において重要なのは、膨大な情報から何が重要かを主体的に判断し、他者と協力しながら新たな価値を生み出していく力を育むことです」と強調されました。
質疑応答の時間では、学生たちが様々な質問を行い、武村先生はその一つ一つに対して丁寧に答えてくださいました。