令和5年度公開講座~誰もが夢中になる遊び!「スポーツろくむし」~
2023年11月01日 公開講座
10月28日(土曜)、令和5年度第3回公開講座「誰もが夢中になる遊び!『スポーツろくむし』」を開催しました。
美作大学・美作大学短期大学部では、社会人に開かれた大学として公開講座を開講しており、今年度は『すべての人に生涯学習の機会を』をテーマに実施しています。
今回は児童学科の木谷晋平先生が講師を担当し、児童学科の学生がサポーターとして参加しました。
「スポーツろくむし」とは、昔から伝わる遊戯「ろくむし」を美作大学木谷研究室でルールを設定し審判の役割を整理してスポーツにしたものです。そして、2023年8月に特許庁より「スポーツろくむし」の商標が認可されました。
木谷ゼミを中心とした「スポーツろくむし研究会」では、「ろくむし」の魅力を保持しつつスポーツとして整備することを通して、児童・生徒がからだ全体を使って運動する機会を広げ、学校教育、地域社会教育の推進に寄与する活動を行っています。
まずは緊張をほぐすため「しっぽ取り鬼」「ブラックサークル」など他のゲームで楽しみました。初めは口数が少なかった子どもたちですが、学生たちの輪の中に入りやすいような声かけのおかげでどんどん打ち解けていきました。
「スポーツろくむし」はみんな初めての経験でしたが、あっという間にルールを覚え「走って!」「がんばれ!」と元気に声を掛け合っていました。
回数を重ねるにつれ子どもたちにも「勝ちたい!」という意識が芽生え、自然と集まって作成会議をするようになりました。
講座終了後、木谷先生は「スポーツろくむしが美作大学から地域へと広がり、子どもも大人も一緒になって楽しむ機会が増えるといいなあ」と話していました。
- 参加した学生のコメント
「大学の授業でやったときと比べて円の距離が近かったので、小さな子も楽しく活動していた姿が印象的です」
「スポーツろくむしの前のしっぽ取り鬼ごっこやブラックサークル鬼、キャッチボールも楽しめました」
「最初はルールが分かるかなと思ったのですが、小学1年生の子も理解して楽しんでいたので、スポーツろくむしってすごいなと思いました」