ボランティアセンター「みまさか防災隊」、地域防災力強化推進事業 防災講演会で司会、活動報告
2025年02月03日 みまさか防災隊 ボランティアセンター
1月26日(日曜)、本学100周年ホールにて、「地域防災力強化推進事業 防災講演会(主催:岡山県美作県民局)」が開催されました。
本講演会は、災害リスクが高まる中、地域住民一人ひとりが日常生活に無理なく防災の視点を取り入れ、災害時に命を守るための知識と行動を学ぶ機会として実施され、美作大学ボランティアセンターの「みまさか防災隊」から、木村莉緒さん(児童学科3年)と山﨑友音さん(食物学科3年)が司会、運営補助を務めました。
第1部では、能登半島地震および豪雨災害の現場で支援活動を行った専門家による報告が行われました。
- 能登半島地震災害派遣の報告(津山市社会福祉協議会 地域福祉課 主任 黒田雄基氏、主事 石原尚己氏)
- 「地震と水害による被害と復旧・復興の現状」(支援経験者によるオンライン報告)
現地での支援活動を通じて見えてきた課題や、被災地の現状についての詳細な説明がなされ、参加者は被災地のリアルな声を聞くことができました。
第2部では、アウトドア防災ガイドとして知られる「あんどうりす氏」 による講演では、「日常生活にも役立つアウトドア防災術」をテーマに、楽しく防災を学ぶための工夫が紹介されました。
参加者からは、「難しい防災知識を分かりやすく学べた」「災害時に役立つ実践的な内容で、家族とも共有したい」といった声が多く寄せられました。
また、「みまさか防災隊」の活動報告も実施され、地域の皆様にその活動を知っていただく機会となりました。
報告では、活動内容を写真とともに紹介し、具体的な取り組みについて説明しました。
本講演会を通じて、地域の防災力向上に向けた新たな気づきや学びが得られました。
ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
「みまさか防災隊」は、防災士資格を持つボランティアセンターの学生たちによって、2024年7月に結成された学生組織です。地域住民への防災啓発を通じて、自身や家族の命を守ってもらいたいという思いで活動しています。