幼児教育学科

短大幼児教育学科2年生が実習シーズンに入りました。

今年度は、5月29日(月曜)～6月2日(金曜)に、短大幼児教育学科の2年生全員が美作大学附属幼稚園で実習を行い、6月5日(月曜)～6月23日(金曜)まで、美作大学附属幼稚園や各地方の幼稚園に分かれて実習を行いました。

 

 　

 

この実習は、幼児の発達の理解や保育技術を習得し、実践的な教育や支援ができる能力をみにつけ、保育者としてふさわしい態度を養うことを目指します。

 

 

学生たちは子ども達と一緒に給食を食べたり、一緒に遊んだり、着替えの援助、片付け・掃除をしたりと、一日の保育の流れを知り、指導教諭の指導・助言を受ながら、保育者として求められるスキルを身につけます。

実習期間中は、指導教諭と同じようにクラスの子ども達の発達や姿に応じた活動を計画、実行をさせて頂く部分実習、半日実習、一日実習なども行います。

 

 　

 

附属幼稚園では、幼稚園の一日の流れをつかみ、子どもの姿と教師の援助や配慮の観察から学びました。

 

6月15日(木曜)には、お誕生日会で学生が全園児と誕生時の保護者へむけて、レクリエーションを担当しました。

 

 

学生たちは、この日のために園児が喜ぶ顔を思い浮かべながら準備した創作パネルシアターを披露し、園児はとても楽しんでいました。

 

 　

 

学生たちにとって初めての幼稚園教育実習だったこともあり、最初は緊張で堅い表情でしたが、園生活を送る子どもたちを見ると、だんだんと笑顔がみられ、随所で子どもたちの行動を観察し、真剣にメモを取っていました。

 

6月23日(金曜)の実習最終日には実習生のお別れ会が開かれました。

学生たちは昔話の「桃太郎」をアレンジした劇を演じ、劇中でクイズやなぞなぞを出題し、園児たちと一緒に楽しむことができました。

 

 　

 

お別れ会の最後には、サプライズで園児から感謝のプレゼントを手渡され、長期間一緒に過ごした園児との時間を思い出し、学生たちは感動の涙を流していました。

 

　

 

「子どもが好き」という思いを持ってスタートした幼児教育学科での学生生活、実習準備や実習中の課題は大変な事も多くありました。

学生たちは、子ども達との絆を感じ、子ども達にとって特別な存在となり、かわいい子ども達の成長がみられ、保育のやりがいを感じた実習となりました。