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8月8日（火曜）、全学科合同の1年次セミナーにて、市場恵子氏を外部講師としてお招きし、「性的虐待や性暴力から身を守る」をテーマにご講演いただきました。

市場先生は、岡山市を中心に、大学や看護専門学校などで社会心理学、人間関係論、家族関係論、ジェンダー論などの非常勤講師を歴任されていると同時に、岡山県人権政策審議会委員、NPO法人子どもシェルター「モモ」理事、岡山市保健所「出前」性教育講師なども務められており、岡山県内外で講演や研修の講師などを多数務められています。

本学の合同1年次セミナーでは、2020年度以降、4年連続で市場先生に講師をお願いしてきました。

 

 

夏季休業に入り、旅行や交流、イベントなどが増える前に、様々なトラブルに巻き込まれないよう、「性的虐待」「性暴力」という、直接向き合うことを避けがちなテーマについて、ご講演をいただきました。

市場先生は軽快な語り口調で、日常で起こり得る性暴力の事例や、性的虐待に会わないための身の守り方を、アニメーションやロールプレイを交えながらお話ししていただきました。

「どんな人も、嫌なことを強いられたらNOと言ってよいのです」「今まで、人から暴力や差別を受けて『自分も悪かった』と思っている人がいたら思いなおしてください。被害者が悪いことはありません。まずは、自分を大切にしてください」と呼びかけて下さり、約300名の学生が熱心に耳を傾けていました。

 

 

「１年次セミナー」は、初年次教育を目的として、大学での授業の受け方からレポートの書き方、プレゼンテーションの方法、キャリア教育やキャリアデザイン、生活に関する事柄などを学ぶ本学独自の科目で、すべての学科の１年生全員が通年で受講している科目です。

 

 

なお、本講演は、女性ボランティア組織の国際ソロプチミスト津山の後援で実施いたしました。国際ソロプチミスト津山の皆様、市場恵子先生、ありがとうございました。