「働く」を実践!県立誕生寺支援学校生徒、美作大学での2週間実習
2025年06月15日 イベント
6月2日(月曜)から6月13日(金曜)までの2週間、本学で岡山県立誕生寺支援学校高等部の生徒2名が産業現場実習を行いました。
これは、岡山県立誕生寺支援学校高等部が「生徒の自立と社会参加を可能にするための力を実践的・体験的に身につけさせたい」と「産業現場等における実習」として実施しているもので、毎年この時期に2週間程度実施されるもので、美作大学もその受け入れ事業所の一つとなっています。
主に大学内の環境整備や事務作業などを行いました。
清掃ではその職員が一緒に作業を行い、実践しながら学びました。
事務作業ではどんなことに気を付け、何を大切に行うかを確認し、作業中もそのことに立ち戻りながら作業完了まで一生懸命行いました。
昼食は社会福祉学科の薬師寺ゼミ・岡田ゼミの学生と一緒にお弁当を食べたり、大学の学食へも行きました。食券を購入し大学生と一緒に昼食というのも貴重な体験となりました。
誕生寺支援学校の生徒さんは、「学生のみんなと楽しく作業ができました。実習では働くことをしっかりイメージして、自分にできることとできないことも確かめながら頑張りたいです」と話していました。
6月13日(金曜)の終了式では、作業を共にした職員から、それぞれの作業で何が出来ていて今後はどんな目標を持つとよいかなどのアドバイスがありました。
生徒たちは普段経験できない業務を通じて実社会に触れる貴重な機会を得られたその達成感と、学校生活へ戻ることへの前向きな気持ちから、その表情は生き生きと輝いていました。