市民キャンパスin久米公民館を開催しました！
2022年12月05日 イベント
11月27日(日曜)、公民館を一日キャンパスとし、地域の方を対象として講座やパフォーマンス等を行う美作大学『市民キャンパス』を、久米公民館にて開催しました。
この全学をあげて地域に出かけて講座等を実施する取り組みは、2017年に「大学創立50周年」を記念し開催してから今年度で4回目となります。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2020年以降は開催を断念していましたが、この度3年ぶりの開催となりました。当日は延べ181人の地域のみなさんが参加してくださいました。
本学は「地域のくらしを支える人づくり」を目的として、津山市および周辺市町村の支援のもと、1967年にいわば「地域立」の高等教育機関として設立されました。地域によって生み出された原点に立ち返り、「地域の皆様とともに今後も歩んでいけるように」と願いを込めて『市民キャンパス』を開催しています。
今回開講した講座や展示、パフォーマンスは以下の通りです。
- 美作福祉部隊 リカイヒロメタインジャー ただ今参上！【大学／社会福祉学科担当】
薬師寺明子准教授と学生たちのグループが、創作劇の上演を通して障がいのある方への理解を広めました。今回は新作『忍者編』を披露しました。
- 映画 『ぼけますから、よろしくお願いします。』【短大／専攻科介護福祉専攻担当】
須江裕子准教授が担当し、認知症の母を老々介護する父の姿を、娘が撮った感動作を上映しました。
高齢化が進む日本では60歳以上の介護者が7割を占める老々介護が大きな問題となっていて、介護を必要とする主な原因の1位は認知症という状況にあります。誰もがいつかは直面する家族の老後について、自分がその立場になったらどのような生活を送っていくかを考えるきっかけにしていただきたいとの思いから今回の上映が企画されました。
- ダンボールハウス【大学／児童学科担当】
市川智之講師と学生たちが、身近でリサイクルも可能なダンボール素材を使って、子どもたちの秘密基地のようなあそび場を作りました。個性豊かなハウスがたくさん出来上がりました。
- マルイ共同開発弁当裏話【短大／栄養学科担当】
納庄康晴教授が、(株)マルイとの食育弁当共同開発に参加した学生とともにレシピに込めた開発の思いと狙いを語りました。受講された方も一緒に最新作のお弁当を食べながら意見を交換しました。
- 食品ロス削減ミニ講演会【大学／食物学科担当】
原田佳子教授が、食品ロスの現状と課題について講演し、世界的な規模で問題となっている食品ロスを減らすため私たち一人ひとりができることに取り組む大切さを学びました。会場では食品ロス削減サークルによるパネル展示も行われました。
- 親子みんなで楽しむ「きらきら星でミュージッキング」【短大／幼児教育学科担当】
壽谷静香講師と学生たちが、子どもの感性や創造性を豊かにする様々な表現遊びの１つとして、参加したご家族と一緒に歌ったり踊ったり、様々な楽器に触れてみたり、あらゆる方法で音を楽しみました。
- 子ども工作教室【児童文化研究部担当】
児童文化研究部の学生たちが、集まった子どもたちと一緒にクリスマスカードやリースを作って遊びました。
- サークルパフォーマンス
ミマダインサークルによるヒーローショー、沖縄県人会によるエイサー、美作クラブDDCによるダブルダッチが披露されました。学生たちの熱いパフォーマンスで、地域の方と一緒に盛り上がりました。
ミマダインサークル
沖縄県人会
美作クラブDDC
受講者には、過去に本学食物学科と(株)マルイが共同開発した『秋薫る 30 品目の色とり鶏 Bento』を、今回限りの復刻版として提供し、学生の実践的な取り組みの成果を体感していただきました。なお、このお弁当は『お弁当・お惣菜大賞2017』にてヘルシー部門最優秀賞を受賞したものです。
すべての講座終了後、ミマダイングッズが当たるビンゴ大会も行われ、最後まで大盛り上がりの一日となりました。
次回の市民キャンパスでも地域のみなさまにお会いできることを楽しみにしています!!
