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図書館ボランティア

開館時間

本日

4月26日 8時30分~20時

明日

4月27日 8時30分~18時

おすすめ図書

置かれた場所で咲きなさい

2017年8月25日 図書館ボランティア
置かれた場所で咲きなさい
著者 渡辺和子
出版社 幻冬舎
出版年 2012年4月

 この本は、岡山県に位置するノートルダム清心女子大学名誉学長、及びノートルダム清心女子学園の理事長の渡辺和子の著作だ。この本を読んでみると、渡辺は幼いころから、亡くなるまで様々な苦労をしてきたことがうかがえる。しかし、どんな逆境にもめげず、ただ清く美しくあろうとしてきた渡辺の一生が詰まった作品と言える。
 特にお勧めしたい部分は、「何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。」 である。誰かの笑顔を見るだけで、心が癒される。だから自分も、毎日笑顔でいようと思えた言葉だ。
 上記の言葉以外にも、生きていくためのヒントがたくさんある。読むと励まされる、そんな本だ。
 

失はれる物語

2017年6月5日 図書館ボランティア
失はれる物語
著者 乙一
出版社 株式会社KADOKAWA
出版年 2003年11月

この本は6つの短編が載っています。
その中でも特にオススメしたいお話は「Calling you」です。
主人公の女子高生リョウはいつもひとりぼっち。寂しい思いをしていたリョウは頭の中で自分好みの携帯電話を思い描く。ある日、頭の中の携帯電話の呼び出し音が鳴る。恐る恐る電話に出ると相手はシンヤというリョウと同じ孤独な高校生だった。頭の中で連絡を取り合ううちにリョウとシンヤは親しくなる。そして二人は実際に会う計画をするが…。
現実ではありえない設定ですがおもわず感情移入してしまう程に物語に引き込まれました。そして設定にも仕掛けがあるので読み終わった時にあっと驚くと思います。
この他にも不思議だったりミステリーだったり、切なかったりとタイプの違ったお話が読めるのでとても読み応えがあります。

わたしと小鳥とすずと

2017年5月8日 図書館ボランティア
わたしと小鳥とすずと
著者 金子みすゞ
出版社 JULA出版局
出版年 1984年8月

金子みすゞが遺した512編の作品の中から、最初に読んでほしい60編が、この本にのっています。
私が特に印象に残っている詩は「星とたんぽぽ」です。
見えないものの中にこそ、大切なものがあると、優しく、あたたかく私達に語りかけてくれます。
題名にある「わたしと小鳥とすずと」を始め、小学校国語教科書に採用されている作品が全て収録されているので、懐かしみながら、ぜひ読んでみてください。

贖罪

2014年12月4日 図書館ボランティア
贖罪
著者 湊かなえ
出版社 東京創元社(ミステリ・フロンティア)
出版年 2009年6月

空気がきれいなことだけが誇りの穏やかな田舎町で生まれ育った四人の少女。そんな町で起こった、ひとつの事件により、四人の少女の運命は大きく変わっていきます。

この本は、章ごとに主人公が変わる独白形式で書かれているため、読みやすいですし、一人ひとりの感情や事件の受け止め方の違いが分かりやすく、普段ミステリーを読まない人にもお勧めです。

「読んだらイヤな気持ちになるミステリー」と呼ばれる、この作品は好き嫌いが分かれると思いますが、この後味の悪さがこの作品の良いところだと思います。実は、表紙にも秘密が隠されているので、読んだ後、もう一度表紙に注目していただきたいです。

おしいれのぼうけん

2014年11月12日 図書館ボランティア
おしいれのぼうけん
著者 ふるた たるひ、 たばた せいいち
出版社 童心社
出版年 1974年11月1日

幼稚園児のころ読み聞かせてもらった絵本ですが、大人になってからもずっと記憶に残っていました。

押入れの不気味さ、ネズミの怖さ、そして冒険のドキドキ感。

今でもたまに読み返してみては、当時の自分を思い出しています。

昔読んだことのある人は、再び読み返して童心に帰るも良し、児童学科や幼教の実習などで活用するも良し。

いつまでも不思議な魅力を持ち続けている作品です。

星の王子さま

2013年6月13日 図書館ボランティア
星の王子さま
著者 著:サン・テグジュペリ/訳:内藤 濯
出版社 岩波書店
出版年 2006年3月

様々な人や物にかかわり、成長していく王子さまの話です。独特の世界観があり、何度読み返してもあきがこない内容です。私がこの作品を愛読しているのは、台詞にハッとさせられるからです。一番好きな台詞は“かんじんなことは、目に見えないんだよ”のフレーズです。心にゆとりが欲しい時にオススメの一冊です。

お料理のきほん事典 : 親切・ていねい・よくわかる!

2013年6月12日 図書館ボランティア
お料理のきほん事典 : 親切・ていねい・よくわかる!
著者 瀬尾 幸子
出版社 西東社
出版年 2009年4月

この本は、写真と簡単な文章でレシピが書いてあるので、料理をしたことない人や料理が苦手な人でもとっつきやすいです。料理名も聞いたことがあるものばかりです。ちょっとした応用レシピや豆知識も載っているので一度手に取ってみてみてほしいです。この本を機に料理を始めてみませんか。

軍艦島全景

2013年6月11日 図書館ボランティア
軍艦島全景
著者 オープロジェクト
出版社 三才ブックス
出版年 2008年12月

長崎県の海上にある島「軍艦島」。その軍艦島の各所の写真が細かく載っている写真集です。

普段入れないような所まで、綺麗な写真で見ることが出来ます。

また、写真だけでなく、概説・年表・用語など詳しく載っていて、軍艦島をよく知ることが出来ます。

大正時代から、分けて載っているので、とても見易かったです。 浪漫溢れる軍艦島を、たくさん知ることが出来て、お勧めの1冊です。

屋上ミサイル

2013年6月11日 図書館ボランティア
屋上ミサイル
著者 山下 貴光
出版社 宝島社
出版年 2010年2月

アメリカでは大統領がテロ集団に拉致されている中、デザイン科の女子高生とヤンキー、無口な恋する観察者と後輩の4人が屋上部を結成し、屋上の平和を守るために色んな事件に関わっていく、というお話で何よりキャラクターが素敵です。

笑い、サスペンス、友情、恋など色んな要素がつまっているとても面白い本です。

ヘルプマン!

2013年6月11日 図書館ボランティア
ヘルプマン!
著者 くさか里樹
出版社 講談社
出版年 2004年5月

自分の進路に悩んでいた高校生の恩田百太郎は、とあることから高齢者介護と関わるようになります。

そして、介護職に就いた百太郎は、高齢者と向き合い、日々奮闘していきます。

高齢者の問題、介護の問題を扱った漫画ですが、百太郎の底抜けに明るい性格のおかげで、気軽に楽しく読むことができます。

介護の辛さ、高齢社会の抱えている課題など、リアルに描かれています。

しかし、そんな大変な現実の中でも、おばあちゃんは百太郎に微笑んでくれます。

「生きてて良かったわぁ」

高齢者介護の苦しさ、楽しさを、笑いあり、涙ありのストーリーで描いた作品です。

特に、福祉学科や介護専攻の学生に読んでほしいと思います。

ただし、一度読み始めたら止まりません。 テスト前を避けて読むようにしましょう。

赤毛のアン

2013年6月11日 図書館ボランティア
赤毛のアン
著者 著:ルーシー・モード・モンゴメリ/訳:松本 侑子
出版社 集英社
出版年 2000年5月

私が紹介したい本は、世界名作劇場シリーズの1つ、「赤毛のアン」です。幼い頃のアンは、愛情に恵まれていませんでした。早くに両親を亡くし、別の人の家を転々とし、孤児院に入りました。一見、とても辛い状況に見えますが、アンは前向きな少女でした。そんなアンがグリーン・ゲイブルズのマシュウとマリラに引き取られて、成長していく物語です。家族愛や友情といった、誰かをとても大切に思う気持ちに溢れた本です。人として大切な何かがある本だと思います。ぜひ1度、読んでみてください。

幸福な食卓

2013年6月11日 図書館ボランティア
幸福な食卓
著者 瀬尾まいこ
出版社 講談社
出版年 2007年6月

中学2年生の時に初めて読んだこの本をきっかけに、瀬尾まいこさんや森絵都さんを始め、多くの本を読むようになりました。

中でも心に残ったのは「家族は作るのは大変だけど、その分、めったになくならないからさ。…」という台詞です。不器用ながらも支えあう家族の温かさ、なくしてから気づく大切なもの…ふわりと優しく、少し切ない気持ちになる作品です。

カラフル

2013年6月11日 図書館ボランティア
カラフル
著者 森絵都
出版社 理論社
出版年 1998年7月

生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。

だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。

自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の生前に犯した罪を思い出さなければならないのだ。

今を生きにくいと感じている人におすすめの一冊です。

読んだ後には必ず何かヒントが見つかります。

フェリックスの手紙-小さなウサギの世界旅行

2013年6月11日 図書館ボランティア
フェリックスの手紙-小さなウサギの世界旅行
著者 文:アネッテ・ランゲン/絵:コンスタンツァ・ドロープ/訳:栗栖 カイ
出版社 ブロンズ新社
出版年 1994年9月

ソフィーという名の女の子が大切にしていたぬいぐるみのウサギのフェリックスが世界旅行をするお話です。フェリックスが書いた6通の手紙と記念シールの入ったすごく可愛い「手紙絵本」です。続編もあり、絵が可愛くて癒されます。

虹色ほたる:永遠の夏休み

2013年6月11日 図書館ボランティア
虹色ほたる:永遠の夏休み
著者 川口 雅幸
出版社 アルファポリス
出版年 2007年7月

夏休みを迎えた小学6年生のユウタは交通事故で亡くした父と以前カブトムシを捕りに来た思い出の山奥のダムへ行くと、不思議な老人に出会う。

ダムで足を滑らせたユウタ。気づくとダムに沈んだはずの村が広がっていた。30年以上も前にタイムスリップしていることに気づき、ユウタは村で出会った仲間達と1ヶ月の間楽しい時間を過ごす。しかし、村がダムに沈む日も近づいてくる。そして、ユウタは村の人から伝説の虹色ほたるの話を聞く。

友人との絆が感じられ、大切にしようと思える本でした。

2012年5月に映画になった感動ファンタジーです。

自分をえらんで生まれてきたよ

2013年1月8日 ブックハンティング
自分をえらんで生まれてきたよ
著者 いんやくりお
出版社 サンマーク出版
出版年 2012年5月

9つの難病を抱えて生まれたりおくんの、子どもが語ったとは思えない程哲学的で、同時に神秘的な言葉の数々を綴った本です。目まぐるしく過ぎていく日々の中で、多くの人が忘れている大切な「何か」をふっと思い出させてくれる、そんな一冊です。

きっとうまくいく-人生、今が出発点-

2013年1月8日 ブックハンティング
きっとうまくいく-人生、今が出発点-
著者 志茂田景樹
出版社 ナツメ社
出版年 2012年10月

人生の道に迷ったとき、気持ちが落ち込んだとき、そんな時に読むと、心が励まされる一冊です。

この本の中には全てに感動するのではなく、多くある言葉のなかのどれかが自分にとっての支えになると思います。

社会の中で生きていくうちにたくさんの人やものにあうと思いますが、笑ったり、泣いたり、怒ったりすることができるのは、言葉の力が大きく関わっていることを改めて実感しました。

いつでも星を

2013年1月11日 ブックハンティング
いつでも星を
著者 文:メアリ・リン・レイ/絵:マーラ・フレイジー/訳:長田 弘
出版社 ブロンズ新社
出版年 2012年7月

さまざまな星をめぐるとても美しい絵本です。読んでいくと、こんなにもすぐそばに星はあるんだと温かい気持ちになります。

また、日常の中に綺麗な星を見つめる心のゆとりがなくなっていたのかなと気づかせてくれます。

そして時には夜空の輝く星を見上げたいな、と思えるような素敵な一冊です。

絶対城先輩の妖怪学講座

2013年12月2日 ブックハンティング
絶対城先輩の妖怪学講座
著者 峰守ひろかず
出版社 株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
出版年 2013年4月

登場人物のキャラクター性が強く、主人公の絶対城先輩やヒロインはもちろんですが、脇を固めるキャラクターたちもとても魅力的でよかったです。

ストーリーに関しては、最初のあたりでは、物事をむりやり妖怪のしわざとして解決するといった、ペテン師のようなことをしていて、あまり妖怪とは関係ないなぁと思っていましたが、終盤では、妖怪の知識を使って事件を解決したり、本当に妖怪の力を持つ人物もあらわれたりと、ファンタジー的な要素もあり、とても面白かったです。

魔女の宅急便

2013年12月2日 図書館ボランティア
魔女の宅急便
著者 角野栄子作 / 林明子画
出版社 福音館書店
出版年 2002年6月

大半の人はジブリアニメで知っていると思いますが、本の内容はかなり違います。 アニメと比較してみるのも楽しいかも知れません。

本の文字が少し大きくてわかりやすいので、難しい本が少し苦手だと思う人には特におすすめしたいです。よかったら読んでみてください。

この本は13歳になった魔女のキキがひとり立ちをして成長していくお話です。コリコの町で1年間ひとり立ちをすることを決め、宅急便をして生計を立てていくことにしました。短編集のようになっているので読みやすいと思います。