本文へスキップ
ここから本文です。

Home>学部・大学院>福祉の分野について>社会福祉学科>学科トピックス>知的障がいのある方へのオープンカレッジ「きんちゃいみまさかれっじ」を開催

学科トピックス

知的障がいのある方へのオープンカレッジ「きんちゃいみまさかれっじ」を開催

2022年10月26日 社会福祉学科

10月22日(土曜)、知的障がいのある人を大学に招いて講義を受けてもらう「きんちゃいみまさかれっじ」が本学にて開催されました。

 

講義の様子

 

この取り組みは、「知的障がい者の人権(教育を受ける権利)の保障」「知的障害者の変化(発達)の可能性の保障」「地域社会に対する大学の貢献」という、3つの理念を基に活動が展開されており、ただ学ぶ場を提供するだけでなく、「教育権」や「発達保障」を実践を通して実現することを目的としています。

社会福祉学科 薬師寺明子研究室のゼミ生が2015年より毎年2回開講しています。

この日の参加者は3名。薬師寺研究室の3,4年生の学生12名が企画、運営、参加者の支援のサポータを行いました。また、先駆的にオープンカレッジを開催している島根大学から4名の学生と教員が視察として参加しました。

 

午前の部では、岡山市市民協働局SDGs・ESD推進課の岩田裕久氏を講師にお招きし、「SDGs」についてご講義いただきました。

 

講義の様子

 

岩田氏は、世界で年間岡山市66個分の面積の森林が破壊されていることや、日本の一人当たりのパッケージ用プラスチックごみの発生量が世界で2番目に多いこと等を話し、地球の有限性や限界を超えている人間の活動等、今地球で起きている課題について説明されました。

 

その後、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」などの17の目標の内容ついて、世界で起きている事例を基にわかりやすく説明していただき、参加者や学生らに向けて「個人でできる取り組みはあります。また、団体の取り組みに参加することも良いでしょう。自ら学び行動にうつすことが大事です」と呼びかけました。

 

 

午後の部は、津山警察署生活安全課と交通課の署員を講師にお招きし、「防犯学」についてご講義いただきました。

講義では、日常生活やインターネット上で犯罪に巻き込まれないようにするための注意事項や、交通安全についての話がありました。

 

 

講義の様子

 

 

質の高い教育をみんなに

 

 

 

 

 

 


 

次回の「きんちゃいみまさかれっじ」は、「美作大学公開講座」として下記の通り開催されますのでご参加お待ちしております。

 

講座名 きんちゃい みまさかれっじ

  • 講 師: 社会福祉学科 薬師寺 明子准教授、薬師寺研究室学生
  • 内 容: 知的障がいのある方が大学で講義を受ける取り組みを「オープンカレッジ」といいます。本学では「きんちゃい みまさかれっじ」と称して2015年度から学生主体で実施しています。知的障がいのある方に応じた講義や演習を受講していただき、こうした取り組みについて一緒に理解を深めていただきます。今回はパラスポーツをテーマに講義と実技を行います。
  • 日 時: 令和 4年11月12日(土曜)①講義 10:00~11:30 ②実技 13:00~15:00
  • 会 場: 美作大学(津山市北園町50) ①講義室 ②体育館
  • 定 員: 20名
  • 対象者: 一般(高校生以上)
  • 受講料: 無料

 

フライヤー

<クリックして拡大 ダウンロード:399KB>

 

学科カテゴリー

過去アーカイブ一覧