学科トピックス
大学社会福祉学科、「じ・ば・子のおうち」で“手作りかるた大会”
2022年06月24日 社会福祉学科
6月11日(土曜)、大学社会福祉学科の学生が、「じ・ば・子のおうち」で開催されたかるた大会に参加し、地域の方々との交流を楽しみました。
今回の取り組みは、昨年度作成した「城東かるた」をお披露目すると共に「子どもの居場所事業」の再開を目的として開催されました。
現在、新型コロナウイルスの影響により、対面での関りが減り、地域の繋がりが薄くなることが懸念されています。
そのような状況の中、2021年に「じ・ば・子の声と想いをつなぐプロジェクト」を発展させた「城東かるた」を作成することで、子どもから高齢者まで多くの人が関わり、地域の繋がりの維持を図りました。
また作品を通して城東の魅力を再確認し、次の世代に伝えていくことを目的として取り組み、2022年5月にかるたが完成し、この度お披露目となりました。
当日は、学生14名、子ども2名と大人9名(うち城東住民10名)が参加し、マスコミ3社が取材に入りました。
参加者は、久しぶりに地域交流できることの喜びを感じながら会話を楽しみ、かるた大会も大いに盛り上がり、笑顔の絶えない時間となりました。
- じ・ば・子のおうち運営委員の学生の感想
「昨年からかるた作成を始め、学生と地域の方々が協力して完成させることが出来ました。当日は、多くの学生に参加してもらい、子どもや地域の方と楽しくかるたを取り合っていて良い雰囲気での活動となりました。
また、学生もかるたを見ることで城東について少しは知ってもらうことが出来たのかなと思います。そして、学生間のコミュニケーションも取れていて、全体を通して繋がりが増えた会になりました」
【じ・ば・子のおうちとは】
津山市城東地区にある「じいちゃん、ばあちゃん、子どもたち」の多世代交流の地域福祉拠点です。
子どもは、じいちゃん、ばあちゃんから、長年生きてきた中で培ってきた「知恵」や「技術」を学ぶことでお年寄りを尊敬し、敬う心を養うことを目的としています。
一方、じいちゃん、ばあちゃんは子どもと接することで、子どもを見守るという役割や子どもに教えるという生きがいを得ること、また、引きこもりがちな高齢者の外出の機会づくりを目的としています。子どもの居場所事業や、高齢者講座等を通じて、子どもと高齢者が交流を支援する取り組みを定期的に行っています。
社会福祉学科は、空き家問題や、少子高齢化の問題を抱える津山市の城東地区で、城東まちづくり協議会地域福祉事業部、社会福祉協議会や地域包括支援センター、市等と連携を取りながら、城東地区全体が明るくなるよう地域福祉を推進する取り組みを行っています。