社会福祉学科2年生が「施設見学実習」に行ってきました
2019年08月21日 社会福祉学科
8月7~9日の3日間、社会福祉学科2年生42名が「施設見学実習」へ行ってきました。
「施設見学実習」とは3年次の実習に向けて、実際に施設や事業所等の現場を訪れ、指導を受けながら見学をします。この見学に向けて、7月から見学先について法律やサービス内容などの事前学習をし、施設の役割や職種などの理解を深めます。
学生たちは2つのグループに別れ、児童自立支援施設、児童養護施設、高齢者施設、障がい者支援施設へ見学に行きました。
進んで手を上げて質問をするなど積極的な姿勢で臨み、直接利用者や職員からの話を聞くことで、より深い学びへとつながりました。
見学先で美味しいソフトクリームもいただきました!
最終日には、大学内で担当教員とグループスーパービジョンを行いました。少人数のグループで事前学習や見学内容等について振り返り、学びを深めました。
初めて社会福祉士が活躍する職場環境に触れ、これからの学習や3年次の実習に向けてますます意欲が湧く時間となりました。
- 学生の感想
2日間で4か所の施設を見学しました。様々な発見やそれぞれの施設の特徴について学ぶことができました。現在の福祉施設はユニット型施設を取り入れており、小規模グループにすることで、利用者の方が少しでも自分らしく生活できるように工夫されていました。
短い時間でしたが、知らなかったことを知ることができ、福祉についての考えを深めることができました。
三本 そらさん(社会福祉学科2年/高知県春野高出身)
2日間の見学実習を通して私が感じたことは、「利用者に寄り添った支援の大切さ」です。
見学に行ったどの施設においても、支援者の方々は利用者に対してとても親身な対応をされており、どうすればより良い支援が行えるかを常に模索することが大切であるということを学びました。
また施設の構造やシステムについても、居宅に近い環境で、いかにストレスや不安を取り除けるかについての工夫がされており、普段の講義では学べない現場の雰囲気がとてもよく分かりました。
2日間現場で現代社会における支援の大切さや難しさを学ぶことができ、今後の学習や3、4年時の実習に活かしていきたいです。
南條 健太さん(社会福祉学科2年/岡山県玉島高出身)