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福祉の分野
専攻科[介護福祉専攻]
専攻科介護福祉専攻の学生が「点字絵本」を制作しました。(6/1)
2013年06月07日専攻科介護福祉専攻
専攻科の学生が「点字絵本」を制作しました。
6月1日(土)14時〜17時、本学で美作大学短期大学部専攻科介護福祉専攻の学生が「点字絵本づくり」を行いました。
専攻科介護福祉専攻とは、“介護のできる保育士、保育の心をもった介護福祉士”をめざして、福祉や家政、医学・看護の知識を基礎とした、科学的で計画的な介護技術を学ぶ学科です。
そして、専攻科の授業には「コミュニケーション技術II」という点字や手話を学ぶ授業があり、学生たちは4月からその基礎を学んでいますが、実際に点訳をするのは、今回が初めてです。
この日は津山市に隣接する奈義(なぎ)町の“奈義点字サークル”のみなさんを講師としてお招きし、幼児向けの絵本の制作を行いました。
点字絵本づくりスタート
用意したのは幼児向けの「動物」や「乗り物」の絵本、計3冊です。
「動物」の絵本には、カバ、ライオン、コアラ、カンガルーなどの動物の絵と名前、
「乗り物」の絵本には、パトカーや消防車、ヘリコプター、船などの絵と名前が書かれています。
これらの絵本を使って、目の不自由な子どもたちが点字により「ライオンはどのような形や顔をした動物か?」などが分かるように点訳をしていきます。
学生はグループに分かれ、それぞれ1冊ずつ点字絵本を制作しました。
まずは動物や乗り物の絵の上にトレーシングペーパーを置き、絵をなぞっていきます。
次に、用紙の上にそのトレーシングペーパーを置き、「点字ペン」などで絵の形状に沿って凹凸をつけ、「らいおん」などの名前の文字を打ちます。
この作業、台紙がプラスチックシートなので結構力が必要で大変そうですが、学生たちはとても楽しそうです。
先生に確認していただき、最後は絵本に貼り合わせて出来上がり。
点字絵本づくりの後は、点字サークルの方と一緒にお茶をいただきながら、活動内容を紹介いただいたりし、交流を図りました。
今回制作した点字絵本は「奈義町立図書館」に寄贈しています。
みなさんも機会があればご覧ください。
:-)