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食の分野

栄養学科

[栄養士養成課程]

「就職懇談会〜就職活動の成功に向けて」を実施しました。(2/9,10)

2013年02月26日栄養学科

「就職懇談会〜就職活動の成功に向けて」を実施しました。(2/9,10)


就職懇談会の写真2月9日(土)・10日(日)は、大学3年生と短大1年生を対象とした「就職懇談会」を実施しました。
美作大学では、学生のほとんどが専門職を目指すため、一般企業への就職活動と異なり、求人の時期が最終学年の秋以降になります。
そのため、保護者を対象とした就職懇談会もこの時期に実施しました。
(一部の専攻では、3年生の夏に実施済みです。)

9日(土)は短期大学部1年生向け
10日(日)は大学3年生向けの就職懇談会です。

「全体会」、「学科別説明会」、「個別面談(希望者のみ)」を通して、保護者の方の理解と協力を得るためのコミュニケーションの場と位置づけて、学生のみなさんの心構え・活動の仕方の説明や、保護者の方へ理解と支援をお願いしました。


全体会


まずは学科共通の「全体会」です。
松岡学生・就職部長の挨拶の後、片山事務局長・就職支援室長より就職内定状況等について説明しました。

不況に強い美作大学


2008年のリーマン・ショックから立ち直れない日本経済と依然厳しい雇用情勢。それでも本学は求人件数が年々増加し、高い就職率を誇っています。

就職懇談会の写真[u][b]○本学の自慢は「高い就職率」[/b][/u]
本学は平成13年に女子大日本一の就職率を誇り、伝統として就職に強い学校なのです。
その理由は「長年の就職実績」「学生の就職への努力」はもちろんのこと、本学が「専門職への就職の割合が高い」ということも挙げられます。

食と子どもと福祉という暮らしに密接した職業はさほど不況の影響を受けにくく、本学の就職率は毎年ハイレベルを維持しています。

また、大学の精一杯の就職支援も大きな理由のひとつ。
教職員による就職求人先の訪問を強化することにより、年々本学への求人件数は増加しています。

[u][b]○充実した学生へのサポート体制[/b][/u]
もちろん学生のサポート体制も充実しています。
自己分析講座や電話対応などの就職活動の基本を学ぶ就職ガイダンスの開催、メールによる求人情報の配信、試験対策模試の実施、個別面談・指導により、学生が希望する職業に就けるよう、きめ細かなサポートを行っています。
(本学の就職支援は、文部科学省の学生支援推進プログラムの採択も受けています。)

[u][b]○就職活動で一番大切なこと[/b][/u]
就職活動で一番大切なことは、「主体性を持って自分で考え、責任ある行動をする。そしてまた考える。」ということ。

「あと1年で立派な社会人=プロとして働くことを自覚し、何からでもいいので、まずはやってみよう。そして、就職活動成功に向けて、ご家族・教職員と力を合わせてがんばろう。」と学生へメッセージを贈りました。


学科別説明会


全体会の後は、学科ごとに分かれて「学科別説明会」「個別面談」です。
「学科別説明会」では、先生より各学科の就職内定状況や心構え等を説明した後、夢への第一歩を勝ち取った卒業年次生が就職活動体験談を話しました。
その中の一部をご紹介します。


食物学科


食物学科からは下記の4年生4名が体験談を話しました。

香川さん(香川県立善通寺第一高校出身) 高齢者施設 管理栄養士 内定
竹田さん(岡山県立津山東高校出身) 学校栄養教諭 一次合格
下村さん(高知県立中村高校出身) 病院 管理栄養士 内定
鳴滝さん(高知県立高知小津高校出身) ドラッグストア 内定


***
■下村さん(高知県立中村高校出身)
病院 管理栄養士 内定

下村さんの写真岡山市内の病院の管理栄養士として就職が内定している下村さんは、その志望動機や活動内容、就職試験への対策を話しました。
下村さんが就職活動の中で最も苦労したのは“履歴書の作成”。
適当に書こうと思えばすぐ書けるかもしれませんが、下村さんは妥協せず真面目に取り組み、その結果、履歴書から自身のPRポイントを発見したり、自信に繋がり面接で堂々と意見が言えたりしました。
最後に「勉強をするときは勉強をする。遊ぶときは遊ぶ。バイトは優先順位を考えて調整すること。」と、メリハリのある生活を送るようアドバイスしました。



児童学科


児童学科からは4年生3名です。

矢萩さん(岡山県立落合高校出身) 私立保育園 保育士 内定
高田くん(岡山県美作高校出身) 鏡野町職員 保育士 内定
田村くん(高知県高知学芸高校出身) 岡山県小学校教諭 合格


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■田村くん(高知県高知学芸高校出身)
岡山県小学校教諭 合格

田村くんの写真岡山県・高知県の教員採用試験一次にどちらも合格し、二次は日程が重なったためどちらを受けるか悩んでしまったという田村くん。
その合格の秘訣は数々の努力の中にあったようです。
田村くんは、筆記試験と面接それぞれのポイントや自身が毎日取り組んだ事などを話しつつ、「勉強してもできない」という人は、勉強をやったことがない人。とにかく1週間続けてみよう。そして、春休みの過ごし方が最も重要で、春休みに頑張った人とそうでない人は、雲泥の差がでます。勉強する環境を整え、とにかく続けることが大切。」とエールを送りました。


福祉のまちづくり学科


福祉のまちづくり学科からは4年生5名です。

川井さん(高知県立中村高校出身)    高知県職員(児童福祉分野) 内定
山本くん(岡山県立岡山御津高校出身) 福祉施設(主に自閉症支援) 内定
高坂さん(岡山県美作高校出身) 福祉施設(高齢者施設) 内定
窪田さん(高知県立安芸高校出身) 医療機関 ソーシャルワーカー 内定
川上くん(島根県出雲北陵高校出身) 福祉施設(障がい者支援) 内定


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■川井さん(高知県立中村高校出身)
高知県職員(児童福祉分野) 内定

川井さんの写真もともと児童福祉に興味があった川井さんは、地元の高知県職員(児童福祉分野)を受験しました。
4月中旬の出願から始まった就職活動は採用の連絡が来る8月までの4ヶ月間続き、7月頃は毎週高知県まで帰るという大変忙しい日々を送りました。
採用スケジュールや試験内容、試験に向けて取り組んだこと等に触れながら、就職を勝ち取るために必要なのは「一つでも誰にも負けないものを見つけること」、「何事にも挑戦すること」、「友人を大切にすること」、「いつも笑顔でいること」、「強い心を持つこと」だと話しました。


幼児教育学科


幼児教育学科からは下記の2年生5名です。

家成さん(山口県立岩国商業高校出身) 山口県内幼稚園 幼稚園教諭 内定
植田さん(岡山県立勝山高校出身) 真庭市職員 保育士 内定
石飛さん(島根県立出雲農林高校出身 島根県内保育園 保育士 内定
岡本さん(岡山県立落合高校出身) 知的障害者(児)施設 内定
古川さん(熊本県誠修高校出身) 美作大学短期大学部専攻科 進学


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■植田さん(岡山県立勝山高校出身)
真庭市職員 保育士 内定

植田さんの写真幼い頃から子どもに関わる仕事に憧れていた植田さんは、“温かい人が多く自然が豊かな中で、子どもたちがのびのびと育っていく課程に関わっていきたい”という思いから、地元真庭市を受験しました。
真庭市の職員の種類や採用試験の内容と自身の取り組み方をはじめ、1年次の春休み以降の実習での心構えやそこで得た事、また、鏡野町に合格した友人の出題傾向も事前に確認し、合わせてアドバイスしました。


栄養学科


栄養学科は下記の5名が中心となり、座談会を実施しました。

小林さん(岡山県立勝間田高校出身)  病院 栄養士 内定
福井くん(岡山県立津山東高校出身) 美作大学食物学科編入学 進学
松本さん(鳥取県立境高校出身) 保育園 栄養士 内定
松本くん(島根県立松江農林高校出身) 委託給食会社 栄養士 内定
山さん(島根県立松江商業高校出身) アパレル 一般職 内定


座談会の写真座談会では、
・希望業種を自分の中で決めた理由は?
・就職活動を始めた時期は?
・何社受けましたか?
・試験や面接の内容は?
・就職活動にかかった費用は?
 …等のさまざまな質問をあらかじめ用意しておき、それらについて5人の学生が順に回答。
1年生は熱心に話に聞き入っていました。

座談会の写真続けて、上記5人の他、病院や福祉施設・委託給食会社に内定をいただいた2年生や本学食物学科に進学(編入学)する2年生が加わり、テーブルごとに分かれて1年生と座談会を実施しました。


ここでは一部の体験談しかご紹介できませんでしたが、どの学生も「自分の強み」を持ち、できることから少しずつ、そして諦めず挑戦してきました。
たくさんの努力で就職活動を勝ち取った先輩たちの話は、これから就職活動を向かえる後輩たちにとって、とても心に響くものとなりました。


質疑応答では、学生や保護者の方から質問が飛び交いました。


就職体験談の後は質疑応答です。

夢を勝ち取った先輩たちに、学生や保護者の方から次々と質問が飛び交いました。
・公務員試験の試験内容を詳しく教えてください。
・進学したらどれくらい費用がかかるのですか?
・試験当日に気をつけたことは?
・どうしてその就職先を受けようと思ったのですか?
 …etc.

また、学科別説明会のあとは、先生と保護者・学生による個別面談(希望者のみ)を行いました。


就職活動成功に向けて


短大1年生・大学3年生の就職活動は今日から始まりました。
「就職活動」とは履歴書を書いたり面接を受けにいったりすることだけを指すのではありません。
普段の立ち振舞いを正したり、社会人になるという意識を高めることも就職活動の一つです。

社会福祉学科 石飛先生のお話にもありましたが、遅刻をしたり授業をさぼったり言葉遣いが悪かったり等は、社会人になると許されません。
また、4年生になってから直そうという気持ちでは間に合わないのです。
今日から大人として行動し、内面から出る本当の笑顔で面接に臨んでください。

また、幼児教育学科 居原田先生が「実習の経験が自分の力になり、ボランティアの経験が面接での言葉になる」と話されました。
実習やボランティア、就職活動が長期になると、疲れてくることもあるかもしれませんが、諦めずにがんばる学生のみなさんを、教職員みんなで支えていきます。
自分の強みを見つけ、ご家族・学校と三者一体となって、良い就職先を勝ち取りましょう!
困ったときは、いつでも教職員に相談してくださいね。

:-)

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