栄養学科

12月18日（水曜）、短大栄養学科2年生による「2024年度給食管理実習Ⅱ合同報告会」が開催されました。

「給食管理実習Ⅱ」とは、数名単位のグループごとに、津山市内やその周辺の集団給食施設に出向き、給食管理や運営の実際を体得するとともに、栄養士業務の実地研修を行うものです。この実習は、栄養学科2年生の後期カリキュラムの一環として実施されています。

報告会ではそれぞれの実習先で取り組んだ給食業務や栄養指導、実習を通して学んだこと、体験を通じた気づきなどについて発表が行われました。

発表内容には、集団給食特有の調理の難しさ、現場でのコミュニケーション方法、献立作成における留意点といった現場でしか学べない貴重な体験が多く盛り込まれていました。また、身だしなみや礼儀、体調管理の重要性、社会人としての基本的な心構えなど、今後の成長に繋がる学びが報告されました。

また、報告会には1年生も聴講生として参加しました。先輩たちの実習体験を聞くことで、来年度自身が実習に臨む際の心構えや準備すべきことについて、多くの学びを得る機会となりました。

さらに、報告会の最後には、調理現場に入るための白衣への着替えをいかに迅速に行うかというデモンストレーションが披露されました。

今回の報告会は、2年生にとって自身の成長を振り返る場であるとともに、1年生にとっても将来を見据えた貴重な学びの場となりました。