児童学科 食物学科学生による食育授業を実施

2015年06月15日食物学科

児童学科3年生が受講する教育課程各論にて、食物学科4年生による特別講義が行われました。

本講義は、小学校教員を目指す児童学科の学生に、栄養教諭による授業の教育課程における特性を学び、食や栄養に関する知識を深めて欲しいという目的から企画されました。食物学科の4年生が特別講師として、教育実習で実施する予定の授業を行い、その後、現在の食育状況についての講義を実施しました。

児童学科の学生は「よくかんで食べよう」を題材とした授業を児童の立場で体験し、その後、小学校の現場における食育の現状や、「朝食の大切さ」を例にとって食育の重要性を学びました。「板書や教材の工夫がとても参考になった」「児童に朝食の大切さを伝えるために、まず自分の食生活を見直したい」といった感想が多く、良い刺激を受けた様です。

また、本講義の講師を担当した食物学科の学生はこれから教育実習に行くため、その模擬授業にもなりました。授業後の質疑応答では「配布物のタイミング」等、児童学科の学生から、日頃から学んでいる内容を基に先輩へのアドバイスもありました。「普段なかなか学べない、細かい授業スキルはとても勉強になった」という感想があり、実習前のリハーサル以上の学びがあった様です。


共に先生を目指す者同士、短い時間ではありましたが、お互いに貴重な体験をすることができました。



特別講義の写真特別講義の写真