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食の分野

食物学科

[管理栄養士養成課程]

「鹿肉調理講習会」に食物学科1年生が参加しました。(11/1)

2012年11月05日食物学科

鹿肉調理講習会が行われました。


鹿肉調理講習会の写真平成24年11月1日(木)、本学で「鹿肉調理講習会」が行われ、食物学科の人見哲子先生が調理助手として、食物学科1年生7人が受講者として参加しました。

この講習会は、美作県民局が、野生鳥獣による農産物への被害が増加していることを受け、その有害鳥獣として捕獲される鹿の肉を調理して、地域の特産に有効利用しようと企画されたものです。

講習会では、本学食物学科1年生7人を初め、高校生や地域活動に取り組んでいるグループなど、およそ30人が出席しました。


鹿肉調理講習会の様子


まずは美作県民局の方から野生鳥獣による被害の状況について、そして、美作保健所の方から鹿肉を取り扱う際の衛生面の注意点についてお話いただきました。

鹿肉調理講習会の写真続けて鹿肉の調理講習です。
講師は津山国際ホテルの料理長、そして本学食物学科の人見先生が助手を務めます。

まずは鹿肉の下処理の方法やカットの仕方、調理の下準備についてお話いただき、続けて“ポピュラーで手軽な料理”として、「鹿肉のしゃぶしゃぶ」「ポトフ」「勝央黒豆鹿肉ハンバーグ」「串焼き」「野菜炒め」「プラフ」等、“煮る・焼く”“炒める”“蒸す”方法について調理をしながらご説明いただきました。


鹿肉調理講習会の写真こちらは鹿肉の燻製です。
学生たちが匂いを嗅いだり色合いを見たりしています。


調理のあとは、全員で試食会を実施。
鹿肉調理講習会の写真鹿肉調理講習会の写真


試食した学生は、
「鹿肉を食べたのは初めてです。色んなバリエーションがあって驚きました。野菜炒めは特においしかったし、自分でも作ってみたいです。」
食物学科1年 上江洲さん(沖縄県立具志川高校出身)、

「思ったより臭みがなくておいしいです。」
食物学科1年 大城さん(沖縄県立与勝高校出身)、

「高校の授業で鹿のソーセージを作っていたのですが、それとは違ったおいしさがあります。レシピの多さにびっくりしました。」
食物学科1年 尾さん(高知県立高知農業高校出身)


と、初めて食べた鹿肉料理の柔らかさや味付け、豊富なレシピに驚いていました。

最後に、調理講習や試食会の感想を踏まえ、鹿肉を普及していくための意見交換会が実施されました。

:-)