食物学科

食物学科2年「給食経営管理論実習」

今年も食物学科2年生による「給食経営管理論実習」を実施しました。

これは、管理栄養士をめざす学生たちが、特定給食施設における栄養・食事管理、生産管理、安全衛生管理、及び経営管理を中心に応用・展開できるマネジメント能力を修得することを目的としたもので、学生や教職員を施設の利用者に見立てて給食の提供や栄養教育を実施するものです。

今期は下記のテーマで献立を考え、実施しました。
＜第1回＞11/18　上手な脂質の摂り方
＜第2回＞11/24　魚の良さ
＜第3回＞12/ 2　骨粗しょう症予防
＜第4回＞12/ 8　食物繊維の働き
＜第5回＞12/16　和食のよさ
＜第6回＞12/22　バランスのよい食事

■Plan（計画）
学生たちはテーマにもとづいて献立を計画します。
また、栄養教育の企画や衛生安全計画書の作成、プレ実習等も行います
そして、学生や教職員に食券を販売します。

■Do（実施）
いよいよ本番です。学生・教職員を施設利用者に見立て、栄養管理教育及び食事の提供をします。

栄養管理教育はイラストを使ってわかりやすく説明してくれます。
今まで気に留めてなかった食材が実は体を温める食材であったり…とても勉強になります。

もちろん食事もとてもおいしくバランスよく、そして、見た目がきれいに仕上がっています。

食事の後は料理への評価や栄養教育の評価をアンケートに記入します。





■See（評価）
実習の後は、アンケート結果等をもとに、「栄養教育」「栄養・食事管理」「生産管理」についての評価・分析をします。


このように、一つのテーマについてそれぞれPlan→Do→Seeのサイクルで、朝早くから夜遅くまで準備や検討をしていました。

学生たちが頑張って計画して料理した食事はとてもおいしく、また、給食を食べに来た学生や教職員は、栄養素等の実生活でも知っておきたい知識を習得することができました。

学生のみなさんは、これから臨地実習に臨みます。
今回得た知識と経験を十分に発揮できるよう、応援しています。

:-)