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「花育」のすすめ 〜幼児教育学科2年生向け「花育」講座が行われました。(7/28)

2011年07月29日幼児教育学科

「花育」のすすめ


7月28日(木)、幼児教育学科を対象に、“花育(はないく)”の講座が実施されました。
この講座では、岡山県農産課の協力により、岡山県花き消費拡大実行委員会の方を講師にお招きし、フラワーアレンジメントの制作を通して、生花の扱い方や挿し方等を学びました。

花育とは?


さまざまな知識や体験を吸収する幼児・学童期の成長期において、花と緑に親しみ・育てる機会を提供することは、やさしさや美しさを感じる情操面の向上や農と接するといった体験教育の上からきわめて重要です。
また、地域活動の観点から、花きにより地域のつながりを深めることも期待されています。

このような花きの多様な機能に着目し、花きを教育、地域活動等に取り入れる取り組みを「花育」といいます。
(農林水産省 花育事例調査(平成18年12月11日)より抜粋)


花育の写真今回は、将来幼児教育の現場や地域の子育て活動を担う幼児教育学科2年生(約80名)を対象とし、
「幼稚園教育実習指導(居原田准教授)」の授業のなかで実施されました。


「花育」講座


前半は講義です。
フラワーアレンジメントに使用する吸水フォームへの茎の挿し方、
花を挿す角度、
水のあげ方等、フラワーデザインの基礎知識を学びました。

花育の写真続けてフラワーアレンジメントの制作です。
ヒマワリ7本、
ヒメヒマワリ2本、
カーネーション2本に
レザーリーフファン3枚
を添えて、
夏らしいフラワーアレンジメントを作ります。


花育の写真慣れない学生たちは、茎が長かったりフローラルテープが結びにくかったり挿す角度が難しかったり…
それでも学生たちは工夫をして、約1時間のあいだに、かわいらしいフラワーアレンジメントが完成しました。


花育の写真花育の写真





花育の写真片付けまでが授業です。
あまった茎はハサミで小さく切って捨てましょう。
ゴミをコンパクトにまとめることで、ゴミ袋が破れなくてすみますね。



花育の写真最後に居原田先生より、
「一人一人の子どもに個性があるように、全員同じ花材を使っても、ヒマワリが上を向いていたり茎が曲がっていたり、大きさが違ったり・・・花にも一つ一つに個性があります。
自然を使って子どもたちに“生きていく力”を教え、ともに学んでいってください。」とメッセージが贈られました。



“食育”に続き注目されつつある“花育”
このような自然を用いて、子どもたちの健やかな成長と優しい心、感性を磨けるよう、
よき指導者になってくださいね。

:-)

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