学科トピックス
幼児教育学科「実践力養成講座」で、保育現場で活かせる“あそび”を学ぶ
2022年11月02日 幼児教育学科
10月20日(木曜)、短大幼児教育学科1・2年生が「実践力養成講座」の授業で、絵本・あそび作家でTV出演やワークショップ等で幅広く活躍されている浦中こういち氏を講師にお迎えし、「おもしろい!楽しいから始まるあそびの時間」と題して、実習や就職先等で子どもたちと円滑なコミュニケーションを図ることができる楽しいあそび、歌や手遊びを教わりました。
短大幼児教育学科では、授業の中で実践力の基礎となる講義や実践力が身につく演習や実技を取り入れたカリキュラムで現場に即した「幼稚園教諭」「保育士」「保育教諭」などを養成しています。
その中で、普段の授業で培った知識や技術のさらなる向上を目指し、毎年1回、外部講師を招き、1・2年生全員が実技指導や講義を受ける「実践力養成講座」を実施しています。
浦中氏は、ギターを演奏しながら子どもたちと楽しめる歌や手遊びを披露し、パネルシアターの実演や紙皿シアターを製作するミニワークショップなどを実施しました。
実際に子どもたちと遊んだ体験から感じた「子どもたちを夢中にさせるコツ」などのアドバイスをたくさん織り交ぜて進めてくださいました。
実習を控えた学生らは、遊びを通して子どもの育ちを支える関わり方や、子どもたちとのコミュニケーションを円滑にとるためのコツなどを体感しました。
最後に浦中氏より、「子どもたちがやりたいこと、楽しめることをよく考えてください、そして、材料が沢山あればあるほどアイデアが出てきます。また、じっくり取り組めて楽しめる空間づくりを工夫してください。そしてなにより、子どもには伝わるので、先生自身が楽しんでいることが一番大切です。」とメッセージが贈られました。
この日学んだ多くの遊びと知識を、それぞれの実習先や今後の就職先で活かしてくれることを期待しています。