保育園・幼稚園合同研修会で乳幼児のアレルギーについて学びました

2016年12月14日児童学科

 12月8日、保育園(所)・幼稚園合同研修会(津山市こども課主催)が本学で行われ、市内の保育園、幼稚園、こども園で働く保育士や幼稚園教諭、栄養士や、本学児童学科の4年生、栄養学科の1年生ら約180人が、乳幼児のアレルギーについて学びました。これは子どもの健康支援や食育について理解を深めるために開催されたもので、今後、保育の現場で働く可能性のある学生も研修会に参加しました。
講演会の写真講演会の写真
講演会の写真講演会の写真

 初めに、本学食物学科の芳野憲司先生による講義が行われ、保育園や幼稚園の給食管理でのアレルギー対応について、除去食と代替食の基本的な取り扱いを説明しました。
 続いて、松尾小児科クリニックの松尾直光院長よる講演が行われ、松尾氏が、アレルギーが起こるメカニズムや、アレルギー症状が出たときの対応について解説しました。また、講演の最後には、アナフィラキシー(激しい急性のアレルギー反応)があらわれたときに症状を緩和する自己注射薬“エピペン”の演習も行われ、参加者は針のない練習用のエピペンを使って、注射を打つ練習をしました。松尾氏は「園内で、アナフィラキシーが起きる可能性のある子どもがいる場合はエピペンを使用する練習をして、緊急の事態に備えておくことが必要です」と話していました。

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