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大学児童学科~三宅先生より性的マイノリティをめぐる学校の課題について学ぶ

2021年05月27日 児童学科

5月24日(月曜)、中央大学ダイバーシティーセンター ジェンダー・セクシュアリティ領域コーディネーター、「すこたんソーシャルサービス」代表である三宅大二郎先生を外部講師として、児童学科3年生たちに「教育課程各論」の授業で「性的マイノリティをめぐる学校の課題について」オンラインでご講義いただきました。

 

三宅先生講義の様子

 

よくある会話を例に上げ、会話の中でLGBTや性的マイノリティを無視する、抑圧するような前提を見つけるウォーミングアップから始まりました。

 

文科省の学習指導要領には現状「性の多様性」についての記載はありませんが、自分の性に違和感を覚え出す時期は小学校から中学校の時期が一番多く、最近では保健体育や道徳の教科書にLGBTを取り上げた教科書が増えてきているとのことでした。

 

三宅先生講義の様子

 

次に学校の課題として、学校生活の中では設備、制服、行事、授業など男女別に分かれているものが多くあります。そこでLGBTや性的マイノリティの子どもたちがどのように感じ、先生ご自身がどのような思いで学校生活を送られてきたかを具体例ともにわかりやすく説明してくださいました。

最後に常識や「ふつう」を問い直すこと。差別は無知から⇒知ることが必要。日常で感じるもやもやを「仕方ない」で済まさない。とこれから小学校教員を目指す学生たちへメッセージを送られました。

出席した学生たちは、「自分の中にも無意識の先入観や決めつけがあることに気づいた」「教職を目指す私たちにとって、性的マイノリティについて知ること・学び続けることがとても大切だと感じた」等の感想を述べました。

 

  質問する学生の様子

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