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美作の特色ある先生

食と子どもと福祉の3つの分野で地域社会を支える人材を養成している美作大学には、地域社会と連携しながら研究を行い、その成果を授業の中に生かし、学生が今現場で何が起こっているのかを肌で感じることのできる授業を行っている実践力・教育力を兼ね備えた先生が多数います。

ここでは、そんなみなさんの知的好奇心を刺激してくれる先生を各分野一人ずつご紹介します。

津田幸保 准教授(児童学科)

写真:津田幸保准教授

現在子どもの運動離れ、運動能力の低下が深刻です。そこで、私は子どもたちが楽しく運動に取り組めるよう、スポーツトレーニングとダンスを融合した「リズムジャンプ」を開発しました。津山地域から始まった取り組みも、今では全国の保育所・幼稚園・小学校など多くの教育現場に取り入れられ、子どもたちが楽しみながら運動能力を伸ばしています。スポーツとダンスということで、皆さんご存じEXILEのTETSUYAも様々なイベントで「リズムジャンプ」を取り上げてくれており、NHKのEダンスアカデミー、月刊EXILEでも紹介されました。また、プロ野球の読売ジャイアンツ、DeNA ベイスターズもトレーニングに取り入れています。今後ますます全国、いや全世界に拡がっていきそうな勢いです!!

 

子どもに関わる仕事を目指す皆さんには、是非知っておいて欲しい運動です。美作大学で一緒に「リズムジャンプ」を研究・普及していきましょう!!

 

写真:子供にリズムジャンプを教える津田先生と、リズムジャンプを行う4人の子供

森本恭子 准教授(食物学科)

写真:森本恭子准教授 写真:料理教室の様子。ホワイトボードで説明する森本先生とそれを聞く子どもたち。

本学の管理栄養士養成課程の学生とともに、津山市周辺の青年期にある発達障がい者を対象に、食に関する知識、適切な食品選択及び調理技術を身につけ、一人で自宅で調理ができるよう自立支援を進めることを目的に健康料理教室を開催しています。この教室が開催されて7 年目になり、津山管内のおかやま発達障害者支援センターをはじめとする関係機関の方々と連携をとり、発達障がい者の特性など専門的な支援方法の助言を受けながら行っています。

 

教室では参加者一人に学生一人が支援につき、発達障がい者の特性を考慮した支援専用のレシピを基に調理サポートを行っています。この支援の要となるレシピ作成は、発達障がい者にとってわかりにくい曖昧な調理用語を客観的な数値で示す、調理方法を写真で示すなどの作業に大変時間がかかります。学生たちが発達障がい者の立場にたち創意工夫した成果が年々積み上げられてきて、参加者にとってわかりやすく一人でも調理ができる美作大学のオリジナルレシピへとつながってきました。また、食知識としての栄養ミニ講話も視覚的に理解できるように図や写真等を活用して、楽しく学べるように心がけています。学生はこの健康料理教室を通した発達障がい者に対する支援から、授業では学べない調理技術や栄養教育、心理面の変化の観察などを体験しています。

堀川涼子 准教授(社会福祉学科)

写真:堀川涼子准教授

大学卒業後に就職した精神科病院には、差別と偏見の中で退院できない、いわゆる「社会的入院」を続けている患者さんがたくさんいました。経済的問題の解決や、家族関係、病棟での人間関係等の不調和を修復し、退院支援をすることが私の仕事でした。家族や社会から切り離された病院の中で生きる「孤立感」。自分の存在を認めてもらえない辛さを目の当たりにしました。


その後、地域の高齢者の生活や介護相談を受ける中でも、地域から孤立して自ら助けを求められない高齢者やその家族に多く出会いました。ゴミ屋敷と呼ばれたり、虐待事例として扱われたりする人々は、無力感と孤立感の中で生きています。もう一度、その人らしい生活ができるようにお手伝いすること、そのような人々を包摂できる地域を作ること、これが私の願いです。


そのために、学生の間から多くの体験と地域福祉実践を学んでほしいと、自主ゼミ活動を続けています。学内外での学びと活動を通じて、多くの人と出会い、ふれあい、専門性と人間力を培っていきましょう。