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オンライン授業奮闘記~自宅で頑張る学生のために~

2020年05月22日 お知らせ

5月19日(火曜)、オンライン授業も第4週目を迎え、現在開講授業割合は58%(384科目中223科目 ※非常勤を除く)で、常勤教員の参加率は89%(70名中62名)となっています。

今回は、栄養学科の桑守正範学科長と藤井わか子特任教授のオンライン授業の様子をレポートします。

5月6日(水曜)、藤井特任教授の担当科目は『調理学』、栄養学科1年生35名が受講しました。
パワーポイントで制作した4つの授業動画をWebClassで視聴し、リアルタイムでの質問はチャット機能を使用。最後は動画内で出題した課題の回答と授業の感想を回収しました。

授業を終えて、藤井特任教授は
「はじめてのことで戸惑いながら始めましたが、学生にとって授業動画の内容が多かったようでした。それでも学生は真剣に理解しようとしていた様子が感想などで伺えました。」と感想を述べました。

5月14日(木曜)、桑守学科長の担当科目は『フードスペシャリスト論』、栄養学科1年生16名が受講しました。

パワーポイントで制作した2つの授業動画をWebClassで視聴後、チャットルームで、視聴した動画の中からいくつかの質問をし、回答をもって出席としました。

授業を終えて、桑守教授は、
「オンライン授業用の資料はこれまでの授業資料をベースに作成していますが、動画作成の際には何度も吹き込みをせねばならず、通常の授業準備の4~5倍の労力・時間を要しました。
しかしながら、外出を控え、オンライン授業に打ち込む学生のことを思えば頑張れます。また、オンライン授業は多少体調を崩していても自宅で出席が可能であること、授業資料を何度も見直して理解を深められるというメリットにも気づきました。学生たちが従来以上に自主的に復習をしているように感じています。」と授業の感想を述べました。

4週目に入り、オンライン授業について、学生たちからは以下のような感想寄せられています。

  • 自宅で気軽に受けることができる反面、先生の表情、身振りがわからないという点で不安に思うこともあります。将来教育現場に立つ存在として、学ぶべき点が多くありました。
  • 先生とのすれ違いなどで動画がスムーズに見られない時もありましたが、分からないところは自分のペースで動画を止めながら確認できますし、チャット機能もあるので快適に行えています。
  • 学校に移動しなくていい分時間が有効活用できますが、パワーポイントでの授業や課題は頭に入ってこないこともあります。
  • オンライン授業は慣れないことばかりで難しいですが、人によっては、対面がなくやりやすいといった声も聞いたりします。私は、授業はディスカッションなどがあったほうが、活気があって楽しいと思うので対面授業の再開を望んでいます。