研究テーマ |
主に、物語論を援用した教材研究とそれに基づいた学習デザインを研究しています。また、最近は、国語科教科書から想定される学習者像や大学生の文章作成についても研究しています。
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教育の取り組み |
毎回の講義後に振り返りの記入を行い、記入された内容についてはフィードバックして発展させます。 言語的思考力の向上を目指して、実践場面を想定しつつ、話す・聞く・書く・読むということを複合的に行っていきます。 レポート等の作成においては、予備レポートもとに、対話的に執筆準備を行っていきます。
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研究業績、
研究活動など |
[書籍]
- 小林一貴・鈴木真樹編著(2023)『小学校国語科 物語の教材研究大全 5・6年』明治図書(分担執筆:担当「やまなし」 pp.136-151)
- 松本修・佐藤多佳子・桃原千英子編著(2022)『中学校国語科 続・その問いは、文学の授業をデザインする』明治図書(分担執筆 担当:「永訣の朝」 pp.70-81)
- 松本修・佐藤多佳子・桃原千英子編著(2022)『高等学校国語科 続・その問いは、文学の授業をデザインする』明治図書、(分担執筆 担当:「トロッコ」 pp.22-28)
- 松本修・桃原千英子編著(2020)『中学校高等学校国語科 その問いは、文学の授業をデザインする』明治図書(分担執筆 担当:「握手」 pp.38-49、「教室で文学を読む意義と読みの深まり」 pp.132-134) など
[論文等]
- 井上功太郎(2025)「「夏の葬列」の語り」『美作大学・美作短期大学部紀要』第58号・第70号、pp.31-37
- 井上功太郎(2024)「「トロッコ」の語りの分析―「読みの交流」の学習のために―」『Groupe Bricolag紀要』 No.42 pp.51-58
- 宮武里衣・粟村正仁・井上功太郎(2024)「大学初年次生のレポートにみられる「要約」の混在―二種類の「要約」に着目して―」『愛知学泉大学紀要』第6巻第2号 pp.69-76
- 井上功太郎(2024)「「視点」と「語り手」からみる中学校国語教科書」『美作大学・美作短期大学部紀要』第57号・第69号、pp.109-116
- 井上功太郎(2023)「ガダマー―デリダ論争に見るデリダの読みの姿勢」『Groupe bricolage紀要』 No.41、pp. 9-16
- 井上功太郎(2023)「重層的テクスト空間をもつ文学教材の読みの交流―村上春樹「バースデイ・ガール」の空間―」『国語科学習デザイン』 第6巻第2号(通巻10号)、pp. 1-10
- 井上功太郎・宮武里衣・粟村正仁(2023)「大学初年次における日本語リテラシーの課題―科目「日本語リテラシー」オンライン授業の記録―」『美作大学・美作短期大学部紀要』第56号・第68号、pp.81-96
- 井上功太郎(2022)「どうしたら「レポート課題」に立ち向かえるようになるのか」『Groupe bricolage紀要』 No.40、pp.21-27
- 井上功太郎(2022)「「走れメロス」の新旧教科書手引きの比較」『小学校・中学校 国語科教科書教材てびきの新旧比較―2017年学習指導要領告示前後の版を比較して―(「教科書の使い方に関する調査研究(2020~2023年度)公益財団法人教科書研究センター 国語部会研究報告)」 pp.64-69
- 井上功太郎(2021)「「語り」にかかわる〈問い〉の質について」『Groupe Bricolage紀要』 No.39 pp.26-32
- 井上功太郎(2021)「読みの交流における描出表現の〈問い〉の可能性――「走れメロス」の語りの分析に基づいて」『国語科学習デザイン』 第5巻第1号、pp.41-50
- 井上功太郎(2020)「授業を規定する「評価」」『Groupe Bricolage紀要』 No.38、pp.39-45 など
詳しくは、https://researchmap.jp/kotaroinoueをご覧ください。
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社会的活動など |
- 国語科学習デザイン学会 事務局(2024年~)
- 国語科学習デザイン学会 査読委員(2022年~)
- 国語科学習デザイン学会 理事(2017年~)
- 公益財団法人教科書研究センター 教科書研究センター研究成果物を教材とした大学・大学院のシラバス開発と授業実践に関する研究委員(2023年~)
- 津山市立東小学校運営協議会委員(2024年~)
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学生や受験生への
メッセージ |
専門職として働くために必要な資質や能力はたくさんあります。美作大学はそれらの資質や能力を身につけることができる環境だと思っています。
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