写真:藤根 雅之

講師藤根 雅之

学位・主な資格
博士(人間科学)(大阪大学)
主な担当科目
  • 学校教育社会学
  • 教育課程論(小学校)
  • 教育課程各論
  • 児童学特講
略歴
  • 大阪大学大学院人間科学研究科助教(2017.4~2020.3)
研究テーマ
  • オルタナティブ教育(フリースクールなど,従来の学校教育の制度外で市民が立ち上げた活動)に関する研究
  • 市民が中心となる教育運動に関する研究
教育の取り組み 教育・保育の専門職を志す学生自身が,これまで受けてきた教育の経験を振り返りながら,社会の仕組みの中に教育や保育という事象がどう位置づいているかを捉える視点を得られることを重視している。
研究業績、
研究活動など
  • 藤根雅之, 2019, 「オルタナティブスクールの連携の技法:傘となる集合行為フレームの創発過程」『教育社会学研究』 104: 237-257.
  • 藤根雅之, 2019, 「オルタナティブスクール・フリースクールと学校教育の連携—現状把握と活動状況との関連の分析—」『教育科学セミナリー』 50: 71-84.
  • 藤根雅之, 2019, 「オルタナティブスクール・フリースクール研究に関する文献検討—オルタナティブ教育研究が位置づく知識構造と社会運動としての捉え直し—」『大阪大学教育学年報』 24: 97-110.
  • 藤根雅之, 2019, 「オルタナティブスクールの類型化—全国調査による活動内容のクラスター分析とテキストマイニングによる集合行為フレームの対応分析—」『大阪大学大学院人間科学研究科紀要』 45: 127-145.
  • 藤根雅之・橋本あかね, 2016, 「オルタナティブスクールの現状と課題 : 全国レベルの質問紙調査に基づく分析から」『大阪大学教育学年報』 21: 89-100.
  • 藤根雅之, 2015, 「オルタナティブスクールの組織間ネットワークと市民的公共性」『社会教育学研究』 51(2): 45-54.
社会的活動など なし
学生や受験生への
メッセージ
教育や保育は人々の日常に根ざしたものです。なので多くの人々がそれを「当たり前」の事だと思っています。「当たり前」な事ができるようになるのはもちろん大事です。しかしそれだけでなく,その「当たり前」とされていることが一体どういうものなのか,そのメリットは何なのか,そこに問題・課題はないのか,といった視点を大事にしていきませんか。