写真:松岡 信義

教授松岡 信義

学位・主な資格
  • 教育学修士[東京大学](昭和50年3月)
  • 小学校教諭1級免許状(昭和48年3月)
主な担当科目
  • 短大:保育原理、教育法規
  • 大学:児童学概論
略歴
  • 美作女子大学短期大学部幼児教育学科長(平成7年4月~11年3月、平成13年4月~15年3月)
  • 美作女子大学/美作女子大学短期大学部基礎教育委員長(平成12年4月から19年3月まで)
  • 美作大学/美作大学短期大学部学生部長(平成15年4月~17年3月、平成19年4月~21年3月)
  • 美作大学/美作大学短期大学部副学長(平成21年4月から22年5月まで)
  • 美作大学/美作大学短期大学部就職部長(平成26年4月~平成28年3月。なお、平成22年6月から26年3月までは「学生・就職部長」に補される。)
研究テーマ 教育課程の内容・方法・制度を、子どもの成長と発達の相において、歴史社会的に研究している。
教育の取り組み 授業においては、その授業の目的と内容を学びとるに際して、学生みずからが「枠組」と「視点」を形成すべく意を注いでいる。
原理的な事柄については、できるだけ日常に生起する事象に関わらせ、五感に訴えて理解を助けるように努めている。
配布する資料には通し番号を付し、後日の学習の利便に供している。
研究業績、
研究活動など
  • 「経験の組織化と教育 ―J. Deweyの『経験』概念の検討にふれて―」(『東京大学教育学部紀要』 1979年2月)
  • 「アメリカの児童研究運動(Child Study Movement)―その思想と性格―」(『教育学研究』 1982年12月)
  • 「子ども・権利・条約(その1)」(『美作女子大学紀要』1992年2月)
  • 「子どもの遊びを考える」(福村出版刊『保育原理』所収 1997年4月)
  • 「大学生の未来展望と生き方・アイデンティティ」(『大学と教育』 2006年8月)
  • 『幼少期の育ちと大学教育』(大学教育出版 2011年7月)
社会的活動など 10数年来、地域に開かれた幼稚園づくり推進委員会、津山市地域教育力再生協議会、きせきの子牛"元気くん"を活かした地域づくり研究会での活動、山陽新聞教育のページ「相談室」での回答者などとして、地域の子育て・教育に関わってきた。最近でも、津山市幼児教育検討委員会や津山市放課後子どもプラン運営委員会での委員長を務めるほか、近隣市町(久米南町、鏡野町、勝央町、美作市、真庭市)において地域の保育・教育の施策に参画している。また、山陽フォーラム21(山陽新聞社主催、平成12年)、フォーラム「武道と子育て・人づくり」 (少林寺拳法連盟津山支部主催、平成16年)、シンポジウム「猪口大臣と語る・こんな地域で子育てしたいin津山」(全国学童保育連絡協議会他主催、平成18年)、シンポジウム「学童保育講座2014 in 津山」(岡山県学童保育連絡協議会、平成26年)など、地域の保育・教育に関わるフォーラムやシンポジウムのパネリストやコーディネーターを務める機会や、単独での講演や高校への出前講義も多い。
学生や受験生への
メッセージ
自分が学生であった時の意識や行動を現今の学生の意識や行動と照らし合わせ、ややもすると、その差異にギャップを感じることがあるが、なかなかどうして、共通する部分は思いの外大きく、それを実感する瞬間は、多々、ある。それもそうだろう。なにせ、3000年前のナイル河畔のパピルスに「近頃の若い者は…」との長老のボヤキが書き付けられていた、という風聞もあるのだから。キャンパスは差異と共感が高密度で循環する空間だと思う。そこに創造が生まれるのだろう。一緒にやりましょう。