写真:小坂田 稔

教授小坂田 稔

学位・主な資格
  • 博士(学術)[岡山大学]
  • 修士(公共経営学)[早稲田大学]
主な担当科目
  • NPO・ボランティア活動論
  • 相談援助演習
  • 地域福祉の理論と方法
略歴
1978年 津山市社会福祉協議会勤務。現場経験16年。
順正短期大学での勤務を経て、2000年より美作大学勤務
2003年 岡山大学大学院自然科学研究科博士後期課程満期修了
2010年 早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程修了
2010年 高知女子大学(現・高知県立大学)社会福祉学部勤務
2013年 美作大学勤務
研究テーマ
  • 「実践的地域包括ケアシステム」の構築について、地域生活課題の視点からの研究
  • 「中山間地における地域福祉の推進」について、高齢化と過疎化が急速に進む中国・四国地区の中山間地における生活支援の仕組みづくりの研究。
教育の取り組み 授業においては、具体的に多くの実践事例を取り上げて、理論とのつながりが分かりやすいように工夫している。また、ゼミにおいては、地域福祉現場とのつながりを基に、多くの実践現場に学生を同行し、そこから様々な問題や取り組みの方法を考察、議論していくようにしている。
研究業績、
研究活動など
  • 「地域福祉の視点から見た中山間地における移動販売の新たな役割」日本農村生活学会 2002年(学術賞受賞)
  • 「中山間地における地域福祉型移動販売サービス確立に関する考察ー岡山県におけるアンケート調査から」日本農村生活学会 2004年
  • 「地域ケアシステムにおける市町村社会福祉協議会の役割とこれからー合併後の現状と課題を踏まえてー」美作大学紀要53 小坂田稔・堀川涼子 2008年
  • 「地域包括ケアシステムの必要性とシステム構築に果たす市町村行政の役割とあり方ー公共経営の視点からの理論化の試みー」早稲田大学学位論文 2010年(大隈賞受賞)
  • 「公共経営としての地域包括ケアシステムの意義」高知女子大学紀要 2011年
  • 「実践的地域包括ケアシステム構築の方法と課題ー総社市と美咲町の取り組みを通してー」高知県立大学紀要 2012年 他
社会的活動など 市町村の地域包括ケア会議会長など、地域包括ケアシステムづくりを指導。また、各地の地域福祉推進計画・市町村地域福祉計画・市町村社協地域福祉活動計画の策定、成年後見サポートセンターや福祉移送の運営に関わる。さらに、様々な地域づくりに取り組んでいる。
学生や受験生への
メッセージ
大学4年間を通して様々な活動に参加し、多くのことを具体的に学んでいって欲しいと願っています。
大学での学びが必ずソーシャルワーカーとしての重要な基礎になっていきます。