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沖縄県人会 沖縄戦を描いた創作劇を上演しました

2016年06月23日沖縄県人会

 6月19日、本学沖縄県人会60人が、沖縄戦をテーマにした創作劇を本学で上演し、命や平和の大切さを訴えました。地域の方や学生、教職員約250人が来場し平和への思いを新たにしました。

 沖縄戦は、太平洋戦争末期の昭和20年3月に始まり、沖縄本島を中心に米軍と日本軍が激しい攻防を展開しました。組織的な戦闘は6月23日に終了。第二次世界大戦における太平洋地域での最大規模の陸戦であり、また日米最後の大規模戦闘となりました。多くの住民を巻き込み、犠牲者は約20万人といわれています。沖縄で毎年6月23日は「慰霊の日」として公休日となり、追悼式等が行われています。沖縄県出身者が多い本学では、多くの人々に「慰霊の日」を知ってもらおうと2013年同時期から沖縄県人会が創作劇を上演しています。
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沖縄戦の体験を語る創作劇『時をこえ』の舞台は沖縄。
爆撃で負傷し動けなくなった友人を見捨てる場面や、自決を決めた学徒隊の姿などを描き、戦争の悲惨さを訴えました。会場では、学生が訴える戦争の悲惨さにすすり泣く姿も見られました。
劇の最後に、沖縄を拠点とするバンド「HY」の平和への願いを込めた曲「時をこえ」に乗せて、伝統舞踊の“エイサー”を披露し、迫力のある太鼓の音と掛け声が会場に響きました。

劇を見た学生は「今ある生活が当たり前じないことに気づきました。日々、感謝の気持ちを持って生きていきたいです」と話しました。





 6月23日の沖縄慰霊の日には、沖縄県人会の学生が学内の一斉放送で学生と教職員に黙とうを呼びかけました。この呼びかけを受け、23日の正午、本館玄関前に学生・教職員ら80人が集まり1分間の黙とうを捧げました。
慰霊の日の写真慰霊の日の写真

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