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沖縄県人会が誕生寺支援学校の生徒さんらと総勢116人でとエイサーを踊りました

2015年11月18日沖縄県人会

 9月26日、岡山県立誕生寺支援学校(久米郡久米南町)の運動会で、中等部知的障害部門の生徒さんと教員、本学沖縄県人会のメンバーが沖縄伝統舞踊のエイサーを一緒に踊りました。この取組は昨年から誕生寺支援学校の依頼で始まり、今年で2回目となりました。

■運動会まで
 5月下旬からそれぞれの学校に出向き、生徒さんや先生に県人会の学生がエイサーを指導し、本番に向け練習を積み重ねてきました。生徒さんは、昼休みに自主的にエイサーの練習に精を出すなど、ひたむきにエイサーに取り組んでいます。
今年度からは新たにスマートフォンなどを活用し、テレビ電話や映像のやり取りも取り入れ、踊りの指導や運動会での演舞構成、さらには沖縄の文化について7回にわたり話し合ってきました。

■運動会当日
 秋晴れの下、運動会が行われました。
エイサーの演技前には、学生が「今日、がんばろうね!」と声をかけ、沖縄魂を込めて生徒さんにサージ(頭に巻く布)を巻きます。
運動会の写真運動会の写真

 いざ本番へ。総勢116人でエイサーの曲「ぐすーじさびら」「ダイナミック琉球」の2曲を披露しました。沖縄の太陽・海・花をイメージしたカラフルな衣装や大きな幕は、準備や練習を進めていく中で「何か沖縄を連想させる工夫を」と学生と支援学校の生徒さんが双方からアイデアを出し、一緒に考え、決めたものです。生徒さん、職員、学生の心が一つになった圧巻の演舞で、沖縄の景色が思い浮かべられるような一体感を生み出しましました。
運動会の写真運動会の写真運動会の写真運動会の写真

また、学生は、エイサーの他、道具出し係や応援などの運動会全般のサポートを行いました。

 運動会終了後、学生は花道で生徒さんたちを迎え、「ありがとう」「来年も来るからね」と声をかけながらひとりひとりとハイタッチをしました。学生と生徒さん、職員の方々の笑顔があふれ、あたたかい空気に包まれます。
運動会の写真運動会の写真

 支援学校の佐藤一法校長は「こどもたちは、学生とふれあうことで、よりいっそう意欲的に取り組みました。来年も共にエイサーを踊りましょう。」と、今後さらに連携を深めることを期待されました。
運動会の写真運動会の写真


■運動会終了後
 10月9日、スマートフォンのテレビ電話を使った「運動会振り返り交流会」が行われ、生徒さんと学生らが交流しました。エイサーのリーダー伊波さんは「運動会本番では、みんなが笑顔で元気よく踊れたことがよかったです。また、本番ではみんなの演技がそろっていて感動しました。」と振り返りました。
交流会の写真交流会の写真

最後に、全員で「来年も頑張るぞー、おー!」と鼓舞し、来年への意気込みを新たにしました。

ボランティアサークルの学生も運動会をサポート


運動会の写真ボランティアサークル木馬の会の山中さんと竹村さん(ともに高知県出身)も、用具出しや生徒さんの応援で運動会をサポートしました。社会福祉学科に属する二人は、在学中に福祉の教員免許を取得する予定で、今回、実際に現場を見て福祉を学ぼうとボランティアに参加しました。山中さんと竹村さんは「実際に参加してみると、座学の勉強では学べないことをたくさん学ぶことができました。今後も積極的に参加していきたいです。」と話しました。

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