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<沖縄県人会>創作劇で平和の大切さを訴える(11/15)

2014年11月18日沖縄県人会

<沖縄県人会>創作劇で平和の大切さを訴える


 11月15日、本学体育館で沖縄県人会の学生75人が、沖縄戦をテーマにした創作劇や劇やダンス、エイサーを披露し、命や平和の大切さを訴えました。この創作劇は今年の6月28日に上演、その後たくさんの方からの要望を受け、津山市九条の会共催のもと再演。学生や教職員、市民、約150 人が来場し、平和への思いを新たにしました。

沖縄戦は、太平洋戦争末期の昭和20年3月に始まり、沖縄本島を中心に米軍と日本軍が激しい攻防を展開しました。組織的な戦闘は6月23日に終了。第二次世界大戦における太平洋地域での最大規模の陸戦であり、また日米最後の大規模戦闘となりました。多くの住民を巻き込み、犠牲者は約20万人といわれています。沖縄で毎年6月23日は「慰霊の日」として公休日となり、追悼式等が行われています。沖縄県出身者が多い本学では、多くの人々に「慰霊の日」を知ってもらおうと昨年同時期から沖縄県人会が創作劇を上演しています。

創作劇「時をこえ」


沖縄戦の体験を語る創作劇『時をこえ』の舞台は沖縄。
修学旅行で糸満市の平和記念資料館を訪れた学生が、館長から戦争の惨状を聞き、沖縄戦を学ぶストーリー。爆撃や、防空壕の中で住民がおびえる場面、ひめゆり学徒隊の集団自決の場面を織り交ぜながら戦争の悲惨さを訴えました。会場では、学生が訴える戦争の悲惨さにすすり泣く姿も見られました。
【解説】(ひめゆり学徒隊)
13〜19歳の少女のみで構成された学徒隊。彼女たちの任務は壕を堀る作業、食糧調達、疾病者への注射、薬品運搬。
慰霊の日イベントの写真慰霊の日イベントの写真
最後に沖縄を拠点とするバンド「HY」の平和への願いを込めた曲「時をこえ」に乗せて、伝統舞踊の“エイサー”を披露。迫力のある太鼓の音と掛け声が会場に響きました。

当日、劇を見に来た食物学科1年の石川さん(愛媛県三島高校出身)は「戦争は人の命を奪うむごいもの。ずっと平和であってほしい。」と話しました。


慰霊の日イベントの写真慰霊の日イベントの写真

たくさんの方のご来場ありがとうございました。

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