キャンパスライフ

茶道部が「夏の茶会」を実施しました。

7月21日（日）、本学の茶道部が、毎年恒例の「夏の茶会」を実施しました。

本学の茶道部は茶道の先生に指導いただいており、毎年「夏の茶会」と「秋の茶会」を開いています。


今回の「夏の茶会」は津山市の観光地“衆楽園迎賓館”で行いました。

この“衆楽園”は、大名庭園として国の名勝にも指定されているとても美しい庭園で、その中にある“迎賓館”は、江戸時代の建物を再現したものです。

ちょうどこの時期は蓮の花が咲き、暑い中でも涼やかな景色に包まれました。

「夏の茶会」の様子

当日は、衆楽園の観光客の方や茶道の先生、本学卒業生など、約40名の方にお越しいただきました。

今回のお茶会では、茶杓（ちゃしゃく）を茶道部の部員たちで削り、季節に合わせて「岩清水（いわしみず）」と名付けました。
（茶杓：茶道の点前で抹茶をすくう細長いさじ）

また、その他の道具もいつもとは違った夏らしいものをご用意し、おもてなししました。

卒業された先輩たちは、学生の成長ぶりに喜んでくれたり、礼儀作法を指導してくれたり…学生は先輩たちの気持ちがとても嬉しかったようです。

また、茶道部で食物学科3年の井上さん（徳島県立池田高校出身）は、
「私が半東（はんとう）をしていたときに、お茶碗のお釜もとや名前など色々と質問され、とても緊張しました。でも部員手作りの茶杓や夏らしい道具を興味深く見てくださり、とても嬉しかったです。」と、緊張しながらも、日頃の成果を発揮できたようです。
（半東：茶の湯で亭主を補助し、茶事の手助けをする存在のこと）

これからも茶道部の学生たちは、さらにおもてなしの心を学び、人間力を磨いて、みなさんにお会いしたいと思っています。

お越しくださったみなさま、ありがとうございました！


:-)