[美作大学BBS]児童養護施設と「ピザ作り&スポーツ大会」を開催(2/23)
2014年02月26日BBS
美作大学BBS会が児童養護施設と一緒に「ピザ作り&スポーツ大会」を開催しました。
平成26年2月23日(日)9時半〜15時、美作大学BBS会の学生が、津山市内の児童養護施設の小学生・中学生・高校生と一緒に「ピザ作り&スポーツ大会」を実施しました。
「BBS(Big Brothers and Sisters)」とは、保護観察中の少年少女たちに対して、同世代の友だちのような存在として一緒に悩んだり学んだりするボランティア活動で、全国的に実施されています。
本学の学生たちによる「BBS」は平成23年6月に発足し、地域の保護司の方々と連携して、保護観察中の少年少女と友達のように関わったり施設を訪問したりするほか、定期的に自主研修を開催して、活動を行う上での知識や技術を身に付けるなど、自己研さんに努めています。
また、保護観察中の少年少女だけでなく、津山市内の児童養護施設でのボランティア活動も行っています。
約1年前より週に2回児童養護施設へ学習ボランティアに行っているほか、昨年6月には児童養護施設が実施するキャンプに同行し、小学生・中学生・高校生と交流を図ってきました。
今回は、その児童養護施設のみなさんと一緒に本学で「ピザ作り&スポーツ大会」を実施することとなり、本学の学生12名と児童養護施設の小学生・中学生・高校生の約20名、津山警察署津山少年サポートセンターの方、施設の職員の方が参加しました。
(今回より津山警察署津山少年サポートセンターとも連携することになりました。)
ピザ作り&スポーツ大会
まずは調理室でピザの生地作りをし、生地を発酵させている間は、体育館でスポーツ大会です。
小学生・中学生・高校生・大学生の混合チームで、“ドッチビー”や“バレーボール”を実施しました。
さまざまな学年がお互いに声を掛け合いながら、豪華賞品(お菓子)をかけた戦いが繰り広げられました。
スポーツ大会が終わったお昼前、そろそろピザ生地が発酵した頃です。
発酵したふわふわの生地をこね、丸型やハート型、星型など、さまざまな形にしていきました。
続けてトッピングをしていきます。
テーブルの上にはチーズ、バナナ、チョコ、明太子、お肉、お餅…etc. 定番のものからデザート感覚のものまで並び、思い思いのトッピングをしていきました。
オーブンで焼いて完成です。
世界にひとつだけのピザをみんなでおいしくいただきました。
終了後は、小学生・中学生・高校生のみなさんから「また参加したい!」という声をたくさんいただき、本学の学生たちもとてもやりがいを感じた瞬間でした。
ピザ作り&スポーツ大会
もうすぐ卒業のため、今回の「ピザ作り&スポーツ大会」が在学中最後の活動となった児童学科4年でBBSの元会長の小椋くん(岡山県立津山高校出身)は、BBS立ち上げ当初から軸となり、意欲的に取り組んできました。
小椋くんはこの約3年間を振り返り、「1年前からこの児童養護施設へ学習ボランティアに行っていますが、初めは勉強が苦手だった子が“一緒に勉強したい”と言ってくれるようになったり、数学が苦手だった子が少し成績が上がったりし、子どもたちの成長を感じることができました。
BBS立ち上げ当初から活動していますが、初めはゼロからのスタートだったのに、今では岡山県内のBBSの中でも本学の活動が注目されるようになってきました。これからも後輩たちにはさらに上を目指してほしいですし、岡山県内だけでなく、中国地方全体からも注目される組織になってほしいです。」と話しました。
小椋くんは4月から小学校教員として教壇に立ちながら、この児童養護施設の行事には引き続き参加していくということです。
(写真:終了後の反省会)
:-)