美作大学「みまさか防災隊」、日吉津村社協主催の防災イベントで講演・ワークショップ実施!
2025年03月28日 みまさか防災隊 ボランティアセンター
3月22日(土曜)、美作大学ボランティアセンター「みまさか防災隊」の学生が、日吉津村社会福祉協議会が主催するボランティアの集い「自分で、家族で、地域で、みんなで!防災力向上しよう会」で、講演・ワークショップを実施しました。
この取り組みは、日頃から日吉津村で活動するボランティアの皆さんを対象に、防災意識を高めることを目的とし、みまさか防災隊スタッフによる講演や実践的なワークショップを通じて、知識と技術の習得を目指しました。
当日は、中学生を含め20名以上の参加者が集まり、熱心に学び合う姿が見られました。
第1部では、みまさか防災隊の木村莉緒さん(児童学科3年)と山﨑友音さん(食物学科3年)による能登半島地震災害ボランティア参加の報告を行い、現地でのボランティア活動を通じて見えてきた課題や、被災地の現状、活動の学びについて詳細な説明を行いました。
第2部では、楽しみながら防災を学ぶワークショップとして、「防災かるた」と「新聞紙でスリッパづくり」を行いました。
「防災かるた」では、防災に関する知識や行動を遊びを通じて学び、参加者同士の交流も深まりました。普段の生活では意識しづらい防災知識を、楽しみながら身につけることができると好評でした。
また、「新聞紙でスリッパづくり」では、災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を学んでいただきました。避難所では衛生面の確保が課題となるため、新聞紙を活用したスリッパは非常に実用的なアイデアです。
参加者は実際に手を動かしながら試行錯誤し、完成したスリッパを履いて歩いてみるなど、実践的に学ぶことができました。
参加者からは、「能登半島地震災害について学ぶ機会が少なかったので、とても貴重な経験になった」「大学生の講義がわかりやすく、最新の防災知識を学べてよかった」「防災かるたを通じて楽しく学べた」「新聞紙でスリッパが作れることに驚いた」といった声が寄せられました。今回の取り組みを通じて、多くの方が防災への関心を深め、地域防災の重要性を実感していただけました。