美作大学食品加工サークルがオリジナルフィリング開発!津山市地域商社「曲辰」と「よい仕事おこしフェア」に出展!
2024年12月09日 食品加工サークルミマサカフーズ
美作大学食品加工サークルの学生が、津山市の魅力を詰め込んだ2種類のフィリングを開発し、12月2日(火曜)、3日(水曜)に東京ビッグサイトで開催された「よい仕事おこしフェア」に出展しました。
このイベントは、2012年から全国の信用金庫が協力して開催しており、「信用金庫による地方創生」や「日本を明るく元気に」といったテーマのもと、地域の中小企業の出会いの場を提供する重要な催しです。全国の47都道府県から企業が集まり、普段は交流のない企業同士が信用金庫のネットワークを通じて繋がることで、新たな発見や価値の創造が生まれています。地域経済を活性化し、地元の「よい仕事おこし」を応援する場として、毎年多くの来場者が訪れます。
当日は、美作大学のマスコットキャラクター「地域貢献ミマダイン」も会場に駆けつけ、学生たちとともに商品をPRしました。学生たちは開発した商品を来場者に試食してもらい、直接商品についての説明を行い、地域特産品の魅力を広めました。
さらに、津山東高校食物調理科の生徒が開発した商品2種類も、学生たちが一緒にPRしました。
- 学生が開発した商品
作州くろまめんだ
「作州黒」とは、岡山県勝英地方で栽培される大粒の黒大豆で、甘みと風味が特徴です。この黒豆枝豆をペースト状にし、鍋でじっくり煮込むことで濃厚な味わいを引き出しました。はちみつを加え、コクを深め、バターや練乳といった乳製品との相性も抜群。刻んだ黒豆の煮豆を加えることで食感と味わいにアクセントを加え、「作州黒」の深い味わいを引き立てた一品です。
そずてりバーガー
津山産の「そずり肉」を使った「そずてりバーガー」は、骨の周りの筋繊維が多く硬い部位を、津山産の生姜を活用して柔らかく仕上げました。照り焼き風のソースで仕上げたこの商品は、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれる味で、家庭でも手軽に楽しめるよう工夫しています。
学生たちが開発したフィリングについては、当日来場者からいただいたアンケートの内容を参考にさらにブラッシュアップを重ね、商品化を目指しています。
- 食品加工サークル代表の土居彩乃さん(食物学科3年/津山東高等学校食物調理科出身)のコメント
「今回のイベントに携わることができ、食品開発のプロセスを直接体験できたことは非常に貴重な経験でした。特に、試作を重ねて完成させた商品を来場者に試食してもらい、直接フィードバックを受けることができたのは、普段の授業ではなかなか得られない貴重な機会でした。自分たちが作った商品が実際にどのように受け取られるかを知ることができ、とても嬉しく思っています。また、地域の特産品を活かした商品開発が地域経済への貢献につながるということを実感しました。」